新早春レッド【シンソウシュンレッド】(草花類)
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登録番号 | 第4137号 |
登録年月日 | 1994年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | アスター | |
登録品種の名称及びその読み | 新早春レッド よみ:シンソウシュンレッド |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1994年 12月 22日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 荒川弘 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「早春みすずレッド」の中で自然交雑したと思われる変異個体から育 成されたものであり,外花弁が鮮紅で早生の切花向きの小輪花である。 草姿はほうき型,一次分枝及び二次分枝の発生量は中,開花時の草丈は中,節数は やや少,茎の地上10cmでの太さは細,最長側枝の1/2の点の太さはかなり細,茎の アントシアニンの有無・程度は高,強度は強である。最長側枝の最大葉の葉身長はや や短,幅はやや狭,葉柄長は中,地上10cmの葉の葉身長は短,幅はやや狭,葉柄長は 短,葉色は緑である。花弁の形は舟底弁,外花弁の反り方は平,花径は小,最外弁の 花弁の長さは短,幅はやや短,総ほう部の直径は中,花色は外花弁及び内花弁が鮮紅 (JHS カラーチャート0107),花の中心部の色の変化は無,舌状花数及び総ほう片数 はやや少である。開花期の早晩性は早である。 「ニューちくまレッド」と比較して,外花弁の色が鮮紅であること,開花期の早晩 性が早であること等で,「ちくま緋赤」と比較して節数が少ないこと,開花期の早晩 性が早であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和50年,出願者の試験場(長野県南安曇郡三郷村)において,栽 培中の「早春みすずレッド」の中に自然交雑したと思われる変異個体を発見し,以後, 特性の調査を継続しながら固定をはかり,55年にその特性が安定していることを確 認して育成を完了したものである。 |
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