新条約の作成とは? わかりやすく解説

新条約の作成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/20 15:04 UTC 版)

BBNJ」の記事における「新条約の作成」の解説

2002年の「持続可能な開発に関する世界首脳会議」(ヨハネスブルグ・サミット)で採択され成果文書国家管轄権内外区域における海洋生物多様性保全することが求められ以降国際社会BBNJ対す関心高まり2004年には国際連合総会決議59/24を採択しBBNJ保全及び持続可能な利用について問題検討するための「非公式公開別作部会」(Ad Hoc Open-ended Informal Working Group)を国連総会下部機関として設置した非公式公開別作部会2006年から作業開始し2011年6月第4回会合では、BBNJに関するものとして「利益配分問題を含む海洋遺伝資源」「海洋保護区を含む区域管理ツール」「環境影響評価」「能力構築及び技術移転」の4つ主題について扱うことで合意達した2012年の「国連持続可能な開発会議」(リオ+20)において採択され成果文書「我々の求め未来においては2015年までBBNJ問題国連総会において緊急に取り組むという公約なされた。それを受け、2015年6月には国連総会決議69/292を採択しBBNJについての新条約を作成することを決定し同時に新条約の条文草案要素をまとめるための準備委員会設置した準備委員会2016年から作業開始し2017年には国連総会進捗報告した2017年12月国連総会準備委員会報告に基づき決議72/249を採択しBBNJについての新条約を作成するための正式な条約交渉開始することと、そのために2018年から2020年にかけ政府会議招集することを決定した国連総会決議では、BBNJについての新条約は「海洋法条約の下での」条約であることと、「既存法的文書枠組み機関などを害さない」ことが決められている。

※この「新条約の作成」の解説は、「BBNJ」の解説の一部です。
「新条約の作成」を含む「BBNJ」の記事については、「BBNJ」の概要を参照ください。

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