新型コロナウイルス感染症の影響で初の中止に
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 13:32 UTC 版)
「YOSAKOIソーラン祭り」の記事における「新型コロナウイルス感染症の影響で初の中止に」の解説
2020年初頭より、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内での流行が拡大。これにより各種イベントの中止・延期など社会的影響も広がり、YOSAKOI関連イベントも影響を受けることとなった。 この祭りの第29回大会に関しては、感染対策として参加者ガイダンスの1週先延ばしとネットでの抽選等を行う予定だったが、同年3月31日に石狩市のチームが参加を辞退して以降、4日続けて有力チームの辞退が相次いだ。そして4月3日の北海道新聞朝刊で第29回大会の中止が1面で記され、同日午後、実行委員会は現時点での対策や保証ができない事や札幌市民の理解を得られないとの判断で、第29回大会の中止を正式発表した。それに替わるイベントとしてまず、本来の開催日である6月10 - 14日の5日間にわたりYouTubeで「VirtualYOSAKOIソーラン祭り」と題し、過去の祭りのダイジェスト映像などを生配信した。その後は感染の収束と市民の理解が得られる状況になったら代替イベント開催を検討したいと考えていたが9月8日、道内各メディアが12月26日と2021年2月6日に「YOSAKOIソーランExpo」を開催するとの一報が相次いだ。これを受けて同日午後、実行委員会は本祭の代替イベントではなく、札幌市の観光需要回復に関わる補助金事業の採択を受け実施するかたちで「YOSAKOIソーランExpo」を開催すると発表した。 内容としては参加チームを道内限定にし、かつ新北海道スタイルに準じつつ練習から十分に配慮をしたガイドラインを作成し、12月26日にカナモトホールで大学チーム中心の15チームが、2021年2月6日は同ホールと札幌文化芸術劇場hitaruでそれぞれ15チームが演舞する事となった。なお、10月19日に公式サイトで参加チーム発表した時にはタイトルを「YOSAKOIソーランスペシャルステージ ~MATSURI~」に変更している他、道外から計4チームがゲスト出演する予定となっていたが、最終的には12月26日の部に5チーム、2月6日の部にはカナモトホールに11チーム、札幌文化芸術劇場hitaruには13チームが演舞を行った。
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