新三役・新関脇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 23:57 UTC 版)
2020年1月4日、追手風部屋で新年最初の申し合い稽古を行い、遠藤らと20番取り「動きは悪くない。ここからしっかり体をつくっていきたい」と意気込んだ。 7月場所は2場所振りに小結に返り咲いた。2日目に鶴竜、12日目に大関・貴景勝の休場で上位陣2人から不戦勝を得る幸運があった他、11日目には白鵬を押し出しで勝利した事で、千秋楽の勝利を条件に殊勲賞の候補に挙がった。その千秋楽は、10勝を挙げているが対戦成績が6勝1敗と合口の良い妙義龍を引き落としで破り、2回目となる殊勲賞受賞が決定。9日目終了時点では5勝4敗であったが、10日目から6連勝とし11勝4敗で場所を終えた。 9月場所では自己最高位を更新する東関脇2枚目の地位を与えられた。追手風部屋からの新関脇は、2000年11月場所の追風海以来20年ぶり。埼玉県出身でも久々の新関脇誕生で、1963年7月場所の若秩父以来、57年ぶり戦後2人目となった。しかしその9月場所では上位に苦戦をし、5勝10敗で終えた。 10月初めには悩まされていた右ヒジの遊離軟骨除去手術を受けた。 西前頭2枚目でむかえた11月場所では、初日から7連勝していた小結・照ノ富士を破るなど、快調に星をのばし、10勝5敗と2桁勝利をあげた。
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