料金割引の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 10:12 UTC 版)
1999年7月1日から沖縄特別割引として料金が引き下げられた。全線を普通車で利用した場合、本来の料金は1,550円のところ、特別割引適用後は1,000円になる(各区間で35 %程度の引き下げ)。各種ETC割引はこの料金に対して重複適用するので、深夜割引(30 %)で700円、通勤割引(50 %)で500円になる。沖縄特別割引は、日本国政府の沖縄緊急経済対策の一環として、2002年3月までの時限措置で実施の予定であったが、2010年の無料化社会実験実施直前まで実施されていた。 2010年(平成22年)6月28日から、高速道路無料化社会実験により全線が無料となった。しかし、渋滞が頻発するようになり、沖縄県の要望を踏まえて2011年度は、休日のみ無料、平日は有料(実験前から5割引)とする方向で見直されることになった。その後、東日本大震災の復興財源確保のために、無料化社会実験は全国で一時凍結されることになる。 有料に戻る2011年(平成23年)6月20日からは、高速道路利便増進事業を活用して沖縄特別割引が継続されるものの、ETC時間帯割引は会社実施分の深夜割引(30 %)・通勤割引(50 %)のみとなり、深夜割引の割引率拡充・平日夜間割引・平日昼間割引・休日特別割引は適用されなくなる。これに対し、沖縄1区選出の衆議院議員・下地幹郎(国民新党幹事長)がさらなる引下げを要望し、7月1日から2012年(平成24年)3月31日まで、激変緩和措置として、沖縄特別割引後料金からさらに1割引することになった。激変緩和措置は全車が対象だが、ETC時間帯割引の重複適用はしない。
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