通勤割引
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:54 UTC 版)
2005年1月11日から2014年3月31日まで実施。距離制限と回数制限があった。 主な目的 高速道路に並行する一般道路における通勤時間帯の混雑の解消。 割引内容 100km以内の利用で、6時-9時または17時-20時の間に入口料金所または出口料金所(均一料金区間では料金を精算する料金所。以下同じ。)を通過する場合、地方部区間の料金を50%引き。ただし、午前・午後それぞれの時間帯につき最初の1回目の利用に限り適用。2009年7月8日から距離制限の緩和を実施し、100kmを超える利用であっても地方部区間の料金の最大100km分を50%引きとするようになった。 割引対象道路 民営化時点では、高速国道と東海環状自動車道のみであったが、やがて一般有料道路でも対象になる道路が増え、終了直前では下記を除くNEXCO3社の高速国道および一般有料道路となっていた。大都市近郊区間、横浜新道、京葉道路、第三京浜道路、第二神明道路、関門トンネル 国土幹線道路部会での取りまとめによると、約半数の区間で一般道路の渋滞が解消する効果があった。しかし、通勤時間帯の全車種に適用されていることが問題視され、手法の見直しが必要とされた。NEXCOからは反復利用者に特化したい意向が示され、2014年4月からETCマイレージサービスのシステムを使う平日朝夕割引に替わることになった。
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