通勤定期乗車券
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 15:32 UTC 版)
主に通勤目的のための定期乗車券であるが、購入時に通勤証明書などを提示する必要はなく、誰でも任意の区間で購入することができる。小児用の通勤定期乗車券もあるが、こちらは学習塾や病院に通う際に利用されることがある。 なお、1966年(昭和41年)までは通勤定期乗車券の購入には勤務先の証明が必要で、別に勤務先の証明が不要な普通(2等)定期乗車券も存在していた。通勤以外にも使えるのに「通勤」と名が付くのはこの名残である。 有効期限は1・3・6か月である。 JRの通勤定期の割引率は他の交通機関と比べると高く、1か月定期で約50%、3か月定期で約55%、6か月定期で約60%である。また、JR会社線のおおむね600円区間までの6か月定期運賃は1カ月定期の6倍した金額から20%割引(多くの事業者は10%)なのも特徴である。なお、3か月定期は1カ月定期の3倍した金額から5%割引で、長距離の6カ月定期の場合、1カ月定期の6倍した金額から15%前後となる。)
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