深夜割引
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:54 UTC 版)
主な目的 高速道路に並行する一般道路の沿道環境改善。 割引内容 0時-4時の時間帯にNEXCO3社の対象道路を走行する場合、30%引き。ただし、南阪奈道路は平日に限り50%引き。 割引対象道路(2016年5月現在) 下記を除くNEXCO3社の高速国道および一般有料道路。横浜新道、京葉道路、第三京浜道路、横浜横須賀道路、第二神明道路、関門トンネル 公団時代の2004年11月1日に開始。当初、割引対象道路は高速国道のみで、民営化時点での一般有料道路の対象道路は京滋バイパスと東海環状自動車道のみであったが、やがて一般有料道路でも割引対象になる道路が増えていった。 割引率は、2008年2月15日から1年間の予定で原油価格高騰対策として40%に拡充(社会実験扱いで実施の一般有料道路は対象外)、さらに同年10月14日から『安心実現のための緊急総合対策』により利便増進事業を活用して50%に拡充された(一部の一般有料道路では遅れて実施)。 国土交通省の社会資本整備審議会道路分科会内に置かれた国土幹線道路部会において、30%引きについては一般道路から高速道路への交通転換が見られたものの、40%・50%への拡充では明確な効果がなかったと評価が取りまとめられた。これを受けて、利便増進事業の財源が切れる2014年3月31日をもって割引率の拡充は終了し、本則の30%で継続となった。 沖縄自動車道の割引率は、2011年6月20日から30%に戻っている。 安房峠道路の休日の割引率は、2011年6月20日から2011年12月31日までは一旦30%になり、2012年1月1日から2014年3月31日まで再び50%になった。 南阪奈道路の平日と八木山バイパスは、2014年4月1日以降も50%引きが継続される(八木山バイパスは、同年10月1日に無料開放)。 横浜横須賀道路は、2016年3月31日まで割引対象であった。
※この「深夜割引」の解説は、「ETC割引制度」の解説の一部です。
「深夜割引」を含む「ETC割引制度」の記事については、「ETC割引制度」の概要を参照ください。
- 深夜割引のページへのリンク