斎藤亮 (内務官僚)とは? わかりやすく解説

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斎藤亮 (内務官僚)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/22 07:34 UTC 版)

斎藤亮

斎藤 亮(さいとう あきら、1898年明治31年)11月30日[1] - 1952年昭和27年)3月5日[2])は、日本の内務警察官僚。官選県知事。「斉藤」と表記される場合がある。

経歴

東京府出身。斎藤格の子として生まれる[3]第二高等学校を卒業。1922年11月、高等試験行政科試験に合格。1923年東京帝国大学法学部法律学科(独法)を卒業。内務省に入省し徳島県属となる[3][4]。同年、文官分限令により休職となる。一年志願兵として歩兵第65連隊に入隊し、軍曹まで昇進して1924年12月に除隊[3]

1927年、大阪地方職業紹介事務局長に就任。奈良県書記官警察部長、石川県書記官・警察部長、北海道庁部長・警察部長、大阪府書記官・警察部長などを経て、1941年10月、警視庁警務部長兼保安衛生部長となる[3]

1942年7月、山形県知事に就任[5]1945年4月、千葉県知事に転任。戦災への対応に尽力[6]。同年10月、兵庫県知事に転任。1946年1月に公職追放となり退官した[3][4]

妻・松子は原脩次郎の長女[1]

脚注

  1. ^ a b 『帝国人事大鑑 昭和11年版』帝国日々通信社、1935年、補遺37頁。
  2. ^ 『朝日新聞』(東京本社発行)1952年3月5日夕刊、2面の訃報より。
  3. ^ a b c d e 『新編日本の歴代知事』707頁。
  4. ^ a b 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』236頁。
  5. ^ 『新編日本の歴代知事』202頁。
  6. ^ 『新編日本の歴代知事』346頁。

参考文献

  • 歴代知事編纂会編『新編日本の歴代知事』歴代知事編纂会、1991年。
  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。



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