挺対協を非難した李容洙への対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 07:39 UTC 版)
「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」の記事における「挺対協を非難した李容洙への対応」の解説
告発以後は元慰安婦に正義連を支持する韓国左派層からバッシングが浴びせられている。 出身地域が韓国右派の多い大邱の出身であることから「大邱ババア」「本当に大邱らしい」などとの地域差別、人格攻撃もある。産経新聞は元慰安婦本人への批判は聖域どころかタブーでなかったのかと疑念を呈し、慰安婦当人らより支援団体を彼らが大事にしていたこと、正義連などが推進・設置した慰安婦像が慰安婦らよりも重視されて偶像崇拝化していたこと、運動そのものが目的化し、一種の宗教になっていた韓国慰安婦運動の実態を指摘している。元慰安婦は脇に置かれ、産経新聞は日韓の歴史問題で客観的事実より「正義」の名の下で理念を優先させる韓国側の姿勢、当事者や事実より歪んだ正義という危うさに韓国社会はそろそろ気づくキッカケにすべきだと報道している。 2020年6月26日、正義連新理事長の李娜栄は、これまで正義連を批判してきた李容洙と初めて面会し、「李さんと協議してさらに活発な活動をしたい」とし、日韓学生交流や慰安婦歴史教育館の建設など今後の慰安婦運動の方向について、7月中に共同で記者会見することを明らかにした。一方で、前理事長の尹美香の件に関しては、「余計な誤解が生じる」として触れられていない。 しかし、李娜栄が李容洙が水曜デモに参加すると発言したとする内容について、李容洙の側近は「正義連の問題が解決できた後に水曜集会に出席するということ」という意味であり、正義連が早く元慰安婦と和解する姿を見せたいと焦っている、水曜デモについていたずらに言及していると不快感を示した。7月30日、正義連は李容洙が8月12日の水曜デモに参加することを明らかにした。正義連や水曜デモを批判した自身の記者会見以降97日ぶりに正義連が主催する水曜デモに参加することになる予定であったが、結局本人は参加しなかった。
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