指定取り消しの経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/04 08:55 UTC 版)
平成25年3月7日付で奈良県は、「大和八木やすらぎ」及び「大和高田やすらぎ」に対して、障害福祉サービス事業者の指定取り消し処分を行ったと発表した 。 その他、平成25年3月29日付で「クリニックやすらぎ八木診療所」に対して、自立支援医療機関の指定取り消し処分を行ったと発表した 。 しかし医療法人「光優会」は、現在でも障害福祉サービス提供をホームページにて公表しており、現在でも医療活動を行っている。(2013年7月当時)。読売テレビの報道番組「かんさい情報ネットten」でも2013年7月に『福祉業界むしばむ不正 給付費・不正受給の実態』と題して光優会が取り上げられており、光優会の不正受給問題は全国規模の問題に発展する可能性がある。。 光優会が「大和八木やすらぎ」、「大和高田やすらぎ」において2012年10月までに約6100万円を県または市町村に請求し、そのうち実際に行っていない訓練給付に対する170万円(加算金を含めて240万円)の返還を県は命令している。 また、葛城労働基準監督署は、平成25年6月25日付で、医療法人「光優会」とグループ6法人と、医療法人理事長の松山光晴を最低賃金法違反容疑で奈良地検に書類送検した 。 また理事長の松山は「過去に給料を払い過ぎたことや、賃金を支払う資金がなかった」と大半の容疑を認める一方で、数人の従業員に対して、「雇用関係にない」と供述している。 労働基準監督署にとって光優会OBは毎年のように賃金未払いのことで駆け込まれる常連客であった。この事件は、いくら労働基準法違反で松山光晴氏を指導しても改善の兆しがないために労働基準監督署がついに光優会グループや松山光晴氏を最低賃金法違反で書類送検したとされている。
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