大和八木やすらぎ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/04 08:55 UTC 版)
もともとは、奈良県立医科大学精神科の医師たちが、大学病院に通うことができない会社員・公務員などの診療のためにお金を出し合って交通至便な大和八木駅前に診療所を開設したのが始まりである。 大和八木駅から徒歩3分の位置にあり、代表であり医師である松山光晴が診察を行う「クリニックやすらぎ八木診療所」がある第一上田ビルと、薬の処方と自立訓練(生活訓練)、就労移行支援A型、デイ・ナイト・ケアを提供する第二上田ビルがある。しかし2013年3月29日付で指定自立支援医療機関(精神通院医療)の指定取り消し処分が執行され、現在第二上田ビルでは薬の処方とデイ・ナイト・ケアのサービスに制限された。その他に生活訓練(自立訓練)と就労移行支援を提供する「やすらぎの里大和八木 内膳」と「やすらぎの里大和八木 地黄」が存在するが、どちらの施設も2013年3月7日付けで指定障害者福祉サービス事業者の取り消し処分が執行されている。2013年8月31日付けで光優会は桜井保健所にて廃院の手続きを行い、「クリニックやすらぎ八木診療所」は閉鎖された。したがって現在光優会は「診療所」または「病院」などの医療提供施設を持たず、さらに光優会は一人医師医療法人だったため、松山氏が辞任した後は有名無実化している。現在光優会で活動できるのは一般社団法人としてであり、医療提供施設をもたない光優会は医療行為に当たる活動ができない。しかし光優会グループとは、100億円規模と概算される松山光晴容疑者の巨額詐欺を可能にした関西各地の人脈を指すとする見方もあり、有名無実化しているのは表立った活動に関してのみである。また一般社団法人は裁判所の解散命令又は解散の訴えで解散することもできる。(A26、A27 参照)
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