指名打者への代打とは? わかりやすく解説

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指名打者への代打

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 10:56 UTC 版)

指名打者」の記事における「指名打者への代打」の解説

指名打者代えて代打者を使った場合には、その代打者が以後指名打者となり、いったん退いた指名打者は再び試合出場できない野球規則5.11(a)(4) )。 1982年8月12日近鉄バファローズ阪急ブレーブス阪急監督の上田利治はこの試合近鉄先発投手読み切れず(実際に左腕投手鈴木啓示先発した)、指名打者投手山沖之彦偵察要員として起用し1回に山沖に打順が回ると右打者河村健一郎代打送ろうとした。だが上記ルールによって打者交代認められず、山沖がそのまま打席に立つ羽目になった(山沖は三振)。 1998年5月15日オリックス・ブルーウェーブ福岡ダイエーホークスオリックス指名打者として先発発表されていたトロイ・ニール試合開始直前になってひどい腹痛訴えた。しかしメンバー発表後であったため上記ルールにより交代認められず、ニール体調不良のまま打席に立たなければならなかった。ニールは第1打席本塁打を打つと全速力ホームまで走りハイタッチもする間もなくそのままトイレ直行したニール結局次の打席代打出され交代した2011年5月20日オリックス・バファローズ広島東洋カープ広島野村謙二郎監督先発指名打者投手今村猛偵察要員として起用してしまい、メンバー交換の際にオリックス岡田彰布監督指摘され初め気付いた。当然、上記ルールにより代打認められないため、今村は2回表の第一打席に立ち、犠牲バント成功させた。次の打席では石井琢朗代打出された。 先述のように先発出場した指名打者は、相手先発投手交代しない限り、1打席完了しなければ交代できない。しかしその選手怪我等によって退場する場合特例として代打認められる2010年4月9日千葉ロッテマリーンズ埼玉西武ライオンズロッテ指名打者として福浦和也が第1打席入ったが、自打球負傷退場神戸拓光代打起用され本塁打打った

※この「指名打者への代打」の解説は、「指名打者」の解説の一部です。
「指名打者への代打」を含む「指名打者」の記事については、「指名打者」の概要を参照ください。

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