指名打者が投手になった場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 10:56 UTC 版)
「指名打者」の記事における「指名打者が投手になった場合」の解説
上記の指名打者が守備に就くことには、指名打者が投手となる場合も含まれる。つまり、指名打者が投手として救援登板することもできる。 1995年5月9日、西武ライオンズ対オリックス・ブルーウェーブ戦 8回裏2死の時点で0-9の大量リードをされていた西武が、ファンサービスの一環として5番・DHで入っていたオレステス・デストラーデを投手として救援登板させた。デストラーデは1被安打2四球を許し1死も取れずに降板した。 2016年10月16日、北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークス戦(クライマックスシリーズ ファイナルステージ第5戦) 日本ハムの大谷翔平はこの試合に3番・DHとして先発出場していたが、7-4と3点リードで迎えた9回表にDHを解除し、5番手投手としてマウンドに上がった。大谷は自己の日本記録(164km/h)をさらに更新する165km/hの球速を3度記録するなど、この回を三者凡退に抑えてチームは勝利し、1勝のアドバンテージを含む対戦成績を4勝2敗として日本シリーズ進出を決めた。大谷はポストシーズンも含めて自身初のセーブを挙げたが、野手として先発出場した選手がセーブを挙げるのもポストシーズンまで含めてプロ野球史上初のケースであった。
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