愛知長久手町立てこもり発砲事件
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愛知長久手町立てこもり発砲事件(あいちながくてちょう たてこもりはっぽうじけん)は、2007年(平成19年)5月17日から5月18日にかけ、愛知県愛知郡長久手町(現:長久手市)で被疑者の男が元妻を人質に取って民家に立てこもった事件のこと。発生から解決まで約29時間に及び、愛知県警察の警察官1人が殉職、男の妻子と警察官1人が負傷した。
注釈
- ^ 後に、男は交渉役の捜査員と午後7時頃から連絡が取れなくなったことから、射殺されるかもしれないと危機感を覚え、自ら110番通報し命乞いをしていたことが明らかとなった
- ^ なお、中身について男は捜査員の問いかけに対し「神の水」と答えた
- ^ 長久手車庫(当時)行は本来愛知学院大学付近を経由するが、愛知学院大学付近の道路が封鎖されていたため、長久手町(当時)の蟹原交差点を左折、次の長久手打越交差点からそのままグリーンロード(県道60号・県道6号)を東進して終点まで向かった。
- ^ 現場のすぐ近く、同じ長配(ちょうはい)2丁目に長久手市立南中学校が、長配2丁目に隣接する喜婦嶽(きぶたけ)に長久手市立南小学校がある。
出典
- ^ a b 『週刊文春』2007年5月31日号、文藝春秋、[要ページ番号]。
- ^ “警官救出時にSAT隊員撃たれ死亡 愛知立てこもり - 愛知立てこもり”. www.asahi.com. 朝日新聞 (2007年5月18日). 2007年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月27日閲覧。
- ^ “「救出」に安心つかの間 警官死亡に愛知署員沈痛 - 愛知立てこもり”. www.asahi.com. 朝日新聞 (2007年5月18日). 2007年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月27日閲覧。
- ^ 「FM局に電話、動機話す「復縁拒否された」 立てこもり」『朝日新聞』、2007年5月19日。2021年1月5日閲覧。オリジナルの2007年5月24日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b 「「立てこもり容疑者、心中におわせた」FMのDJ会見」『朝日新聞』、2007年5月23日。2021年1月5日閲覧。オリジナルの2007年6月24日時点におけるアーカイブ。
- ^ “立てこもり29時間、○○容疑者を緊急逮捕”. 読売新聞 (2007年5月19日). 2007年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月27日閲覧。
- ^ “元妻に復縁断られ逆上、投降時のペットボトルは「神の水」”. 読売新聞. 2007年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月27日閲覧。
- ^ “長久手・発砲立てこもりの○○被告宅取り壊し”. 47NEWS. 共同通信 (全国新聞ネット). (2008年4月14日). オリジナルの2014年2月27日時点におけるアーカイブ。記事名に犯人の実名が使われているため、その部分を伏字とした。
- ^ “警官ら殺傷の男に死刑求刑 愛知の発砲立てこもり”. 47NEWS. 共同通信 (全国新聞ネット). (2008年10月7日). オリジナルの2014年5月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ “発砲立てこもり男に無期懲役 名古屋地裁、殺意を認定”. 47NEWS. 共同通信 (全国新聞ネット). (2008年12月17日). オリジナルの2014年5月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ “元暴力団員、二審も無期 愛知の発砲立てこもり”. 47NEWS. 共同通信 (全国新聞ネット). (2009年9月18日). オリジナルの2014年5月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ “愛知の発砲籠城事件、無期確定へ 警察官ら4人死傷”. 47NEWS. 共同通信 (全国新聞ネット). (2011年3月24日). オリジナルの2014年5月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ “愛知・立てこもり事件の経過”. www.asahi.com. 朝日新聞. 2007年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月27日閲覧。
- 1 愛知長久手町立てこもり発砲事件とは
- 2 愛知長久手町立てこもり発砲事件の概要
- 3 経緯
- 4 裁判
- 5 脚注
固有名詞の分類
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