悪霊の国の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 09:28 UTC 版)
「黒魔女さんが通る!!シリーズの登場人物」の記事における「悪霊の国の関係者」の解説
※ラムエルテ ギューバッドやメリュジーヌが火の国王立魔女学校の生徒だった時代の、悪霊の国の王。やせた小柄な老人。 男しかいないとされる悪霊の国に入り込んでしまった女を殺害したり、よその国の子供をさらって悪霊の国の騎士として育成したり、悪霊の国と対立する魔妖精を迫害するなど、残酷な政治を行っている。 その正体はエグジリの生き別れた息子・ギジェルモ。涙の国出身の少年だったが、6歳の時に悪霊の国にさらわれてしまい、それまでの記憶をすべて消されたうえで悪霊の国の王に即位させられた。「黒魔女の騎士ギューバッド」3巻にて50年ぶりにエグジリと再会し、それまでの自分の悪行を反省するようなそぶりを見せたが、それは演技であり、最後には再びギューバッドやメリュジーヌを殺害しようとした。 ※ヴェルドレ ラムエルテに仕える「サンタフスタ黒騎士団」の団長。フルネームはヴェルドレ・デ・インフィエルノ。黒髪を刈り上げた長身の騎士。 ラムエルテの前では男としてふるまっているが、本当は他の団員と同様、間違って悪霊の国にさらわれてきてしまった女である。間違って悪霊の国にさらわれてきた女の子達をかくまい、表向きは男としてふるまわせながらサンタフスタ黒騎士団の団員として育成している。 「黒魔女の騎士ギューバッド」1巻にて、サンタフスタ黒騎士団の団員が全員女だという秘密をラムエルテに知られてしまったこと、ラムエルテと戦うためには偶然悪霊の国に紛れ込んだギューバッドとメリュジーヌの力が必要であることを占いによって悟り、2人に協力を要請する。 ラムエルテとの戦いの終結後は涙の国に行ったようである。 ※ゴンサロ サンタフスタ黒騎士団第六隊長。フルネームはゴンサロ・デ・カルモナ。金髪のロングヘアを持つ若い騎士。 戦闘経験がそれなりにあり、魔剣の腕は確かだが、他のサンタフスタ黒騎士団の団員達と同様に黒魔法が使えない。ギューバッドやメリュジーヌが黒魔法を使う姿を見て、サンタフスタ黒騎士団も黒魔法を使えるようになったらラムエルテとの戦いを避けられるのではないかと考え、2人に黒魔法を教えてほしいと頼む。 ラムエルテとの戦い終結後の様子は不明だが、「魔女学校物語」3巻にて、メリュジーヌが研究生時代にゴンサロからもらった手紙を大切に持ち続けている描写があることから、メリュジーヌとの交流は続いていたようである。 ※フレデラー サンタフスタ黒騎士団第六隊小隊長。黒髪を真ん中分けにしている若い騎士。 ギューバッドやメリュジーヌをサンタフスタ黒騎士団を窮地に陥れた者として敵視しており、2人に協力を求めるヴェルドレやゴンサロにも疑問を持っていた。しかし、戦いの中で協力し合ううちに少しずつ心を通わせるようになっていく。 マリス・エリス サンタフスタ黒騎士団団員。双子のようにそっくりな顔をしている、子供の団員。黒髪を刈り上げているほうがマリス、肩まで金髪を垂らしているほうがエリスである。 他の団員達とは違い、最初からギューバッドやメリュジーヌに対して攻撃的な態度ではなかった。黒魔法を使って任務を手伝ってくれたメリュジーヌになついており、自分も黒魔法を使えるようになりたいと思っていた。「黒魔女の騎士ギューバッド」3巻でメリュジーヌが開いた悪霊の国王立魔女学校に入学し、熱心に勉強していた。
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