性暴力、セクハラ、パワハラ問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:53 UTC 版)
「広河隆一」の記事における「性暴力、セクハラ、パワハラ問題」の解説
2018年12月、週刊文春は、広河が複数の女性に性行為などを強要した疑いがあると報じた。広河は「写真を教えてあげる」などの名目で女性をホテルに呼び出して行為に及んでおり、女性達は広河が報道関係者との人脈が広く、また同編集部内でささいなことで激昂し、理不尽にスタッフを怒鳴ったり罵倒したりするなど気性の激しさを見せたことから、「(広河さんの)機嫌を損ねたら報道の業界で生きていけない」という心理状態に立たされ、抵抗することが出来なかったとした。広河は文春の取材に対し、女性側の主張を否定した が、掲載号の発売後、女性達に謝罪し、協議の末株式会社デイズジャパンの代表取締役および取締役、認定NPO法人沖縄・球美の里の名誉理事長を解任されたと述べた。 2019年12月、デイズジャパンは、広河がデイズジャパンを経営した全期間にわたり、性交の強要や裸の写真撮影、激しい叱責が多数あったとする、有識者による検証委員会の報告書を公表し、広河による性被害やセクハラ、パワハラを認定した。 上記の報告書によると被害に遭った女性は計17名で、性交の強要3人、性的な身体的接触2人、裸の写真の撮影4人、言葉によるセクシャルハラスメント(性的関係に誘われる等)7人、環境型セクシャルハラスメント(AVを社員が見える場所に置く)1人が確認されたという。なお、検証委員会の調べに対して、広河は「魅かれあった男女の自由な関係である」「自分は文春の商業主義的、もしくは#MeToo運動にのった時代の犠牲者である」と自己を弁護をしている。 週刊文春にて報じられた直後、広河は、「私の向き合い方が不実であったため、このように傷つけることになった方々に対して、心からお詫びいたします」とのコメントを発表している なお、広河隆一はnoteにおいてペンネームを用いて女性のヌードを撮影したことを認めている。
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