性暴力への相談窓口
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 18:58 UTC 版)
性暴力を受けたときに相談できるワンストップ支援センターの大阪支部では、2010年度~18年度に来所し、受診につながった者のうち19歳以下の子どもは1285人で6割を占めている。また17、18年度、家族からの性暴力を訴えた子どもは161人となり、実父からが36%、実兄・義兄からが18%を占め、そのほか母の恋人・祖父・いとこが加害者の事例もある。 生活苦から援助交際と言われる年上男性との性行為の結果、妊娠に至った高校生もおり、親に打ち明けるにも「小さないのちのドア」などの支援者の援助を得て乗り切るケースもある。 2020年12月、産科医療機関でつくる「あんしん母と子の産婦人科連絡協議会」(本部・埼玉県)が、18歳以下の女性を対象に、無料で相談や初診を受け付ける事業を始めている。 性暴力被害の相談については「#8891」となり、2020年10月より全国共通の短縮ダイヤルが開設された。
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