志ぐま一門
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阿良川 志ぐま(あらかわ しぐま) 声 - 斉藤拓哉 阿良川一門のナンバー2で一生の弟弟子に当たる。志ん太、朱音らの師匠。"泣きの志ぐま"と呼ばれる人情噺の名手。 一生のした事とはいえ、突如として破門になってしまった志ん太やその家族の朱音たちに負い目を感じており、父親の無念を晴らすため落語家になりたいと懇願する朱音に対して6年間個人的に稽古をつけていた。 阿良川 ぐりこ(あらかわ ぐりこ) 声 - 鈴木将之 志ぐまの弟子。段位は二ツ目。登場当初は芸人仲間からの噂で志ぐまが女子高生とカラオケ店で密会をしていると聞き探りを入れていた。朱音の入門前は一門の末弟であり、二ツ目ながら朱音の入門時の挨拶の対応など志ぐまの家の雑用は彼が主に行っている。享二曰く、まだ昇進して間が無いとのことで朱音の世話役は事実上免除されている。 兄弟子のまいけるからは「ぐりりん」、落語喫茶の女主人吉乃からは「ぐりちゃん」と呼ばれている。 阿良川 亨二(あらかわ きょうじ) 志ぐまの弟子でぐりこの兄弟子。段位は二ツ目。 面倒見が良く志ん太破門後、残った弟子たちをまとめ上げた。生真面目で礼儀作法や基本を重んじる堅物な性格をしており、ぐりこからは「志ぐま一門のお奉行様」と呼ばれている。 志ぐまの弟子入りを許された朱音の世話役を買って出る。 阿良川 こぐま(あらかわ こぐま) 志ぐまの弟子。段位は二ツ目。 他の門弟と比べ陰気でネガティブな性格に描かれている。若く見えるが、実は享二より年上であり且つ彼の2年前に入門している兄弟子である。 偏差値70超えの元東大生であり、噺に関しても関連する時代背景、風俗、舞台になった場所なども事細かに研究して生かし説得力を持たせる理論派であり、ぐりこからは「志ぐま一門の寺子屋」と呼ばれている。 志ん太の破門以前良く面倒を見てもらっていた様でその事を恩に感じており、一生が審査委員長を務める学生の落語大会「可楽杯」に出場しようとする朱音を散々にこきおろしていたが、志ん太の敵討ちとばかりに協力する。 阿良川 まいける(あらかわ まいける) 志ぐまの弟子。段位は二ツ目。 軟派な性格で志ぐまから朱音の面倒を見るように指示されるも朱音を恋愛的な意味で落としてしまいそうという理由で断ってしまい志ぐまから怒りを買っている。
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