徳川家の式部正宗とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 徳川家の式部正宗の意味・解説 

徳川家の式部正宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 20:04 UTC 版)

式部正宗」の記事における「徳川家の式部正宗」の解説

享保名物帳掲載されているが、刀剣研究家福永酔剣によると長さの二尺二寸七分五厘誤記となっている。本作徳川家康家臣である榊原式部大輔佩刀だった。本作徳川中期正徳頃に二千三百七十五両で松平家購入された。本阿弥貧し大名であった松平家これだけ金額出したことが、正宗制作した日本刀大事に扱われていたことの証左だとする考え述べている。本作川越市立博物館所蔵する松平大和守家の『御腰物帳』に掲載されている他、名物帳にて以下の記述なされている。 式部榊原正宗上長貳尺貳寸七分代金七百松平大和守殿 榊原式部大輔殿所持、家康公ニ上ル、中切鋒、表裏切込コボレシシキ有、寛文八、七千貫也、元祿之頃右之代に成。 本作その後前橋藩主の松平大和守家伝わり東京大空襲にて焼失した前橋東照宮2016年家康400周年記念一環として松平家に伝わる名刀残され写真資料基づいて復元することを発表した。それによると同年4月17日開催される徳川家康薨去400年」で火入れ式行いその際刀の鍛錬公開するとした。これを歴史遺産活用した街づくり一環にしたいと述べた。また当時若い女性の間で流行した刀剣育成シミュレーションゲーム刀剣乱舞 -ONLINE-』に本作モデルにしたキャラクター制作依頼した2017年には松平家など4大名のPR力を入れ群馬県前橋市によって復元のため、「前橋藩松平大和守家顕彰祭」にて刀の打ち初め式が開催された。この際天下三名槍一つである御手杵レプリカ三本展示された他、演武行われた

※この「徳川家の式部正宗」の解説は、「式部正宗」の解説の一部です。
「徳川家の式部正宗」を含む「式部正宗」の記事については、「式部正宗」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「徳川家の式部正宗」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「徳川家の式部正宗」の関連用語

1
式部正宗 百科事典
32% |||||

徳川家の式部正宗のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



徳川家の式部正宗のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの式部正宗 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS