享保名物帳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/05 03:47 UTC 版)
享保名物帳(きょうほうめいぶつちょう)は、日本の刀剣書である。徳川幕府8代将軍・徳川吉宗の命により、本阿弥家13代当主本阿弥光忠および本阿弥一族が編纂して幕府に提出した日本刀の名刀一覧である[1]。現在の刀剣研究では同書に掲載されている刀剣のみを狭義の「名物」としている[2]。なお、原本は失われ後世の写本のみが存在するため、その名前は原本編纂時の元号を冠して後世に名付けられた便宜的な呼称であり、原本編纂時の正確な名称は不明である[1]。
- ^ a b c 五箇伝以外の代表的な名工「天下三作 - 刀剣ワールド 2022年5月4日閲覧
- ^ 川見 2016, p. 31.
- ^ 日本刀の格付けと歴史 - 刀剣ワールド 2022年5月4日閲覧
- ^ a b 川見 2016, p. 32.
- ^ 刀剣春秋編集部 2016, p. 74.
- ^ 刀剣春秋編集部 2016, p. 76.
- ^ a b 語り継がれる刀剣の歴史。世に名高い名刀を記録し格付けした「諸家名剣集」を紹介 - Japaaan 2022年5月4日閲覧
- ^ 諸家名剣集 - 東京国立博物館デジタルライブラリー 2022年5月4日閲覧
- ^ 名物帳 - デジタルアーカイブシステムADEAC 2022年5月4日閲覧
- ^ 名物帳 - 東京国立博物館デジタルライブラリー 2022年5月4日閲覧
- ^ 《名物帳》 - 東京国立博物館デジタルライブラリー 2022年5月4日閲覧
- ^ 羽皐, 隠史『詳註刀剣名物帳』金港堂書籍、1913年 。
- ^ 羽皐, 隠史『詳註刀剣名物帳 増補』嵩山堂、1919年 。
- 1 享保名物帳とは
- 2 享保名物帳の概要
- 3 参考文献
- 享保名物帳のページへのリンク