布下温泉
(御牧乃湯 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/18 00:31 UTC 版)
布下温泉(ぬのした[1]おんせん)は、長野県東御市にある温泉。ここではきじま荘源泉、御牧乃湯、布引観音温泉についても述べる。
概要
布下温泉(きじま荘源泉)
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温泉情報 | |
所在地 | 長野県東御市布下81 |
交通 | #交通参照。 |
泉質 | ナトリウム塩化物泉 |
泉温(摂氏) | 35.2 °C |
pH | 8 |
液性の分類 | 弱アルカリ性 |
浸透圧の分類 | 低張性 |
宿泊施設数 | 1 |
千曲川のほとりにある温泉宿(別館あり)「きじま荘」で用いられている源泉。低張性ナトリウム塩化物泉[2]とされ、皮膚病や五十肩に効能がある[3]。かけ流しを行っているが、2018年時点で循環併用、塩素消毒・加温ありとする資料もある[4]。日帰り入浴可能。
開湯時期などは不明。
布引温泉御牧乃湯
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施設入り口前
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温泉情報 | |
所在地 | 長野県東御市布下35−4 |
交通 | #交通参照 |
泉質 | ナトリウム塩化物泉 |
泉温(摂氏) | 53 °C |
pH | 7.9 |
液性の分類 | 弱アルカリ性 |
浸透圧の分類 | 低張性 |
温泉施設数 | 1 |
道の駅みまき内にある温泉施設「御牧乃湯」で用いられている。低張性ナトリウム塩化物泉であり、きじま荘源泉よりやや高温[5][注 1]。
1983年に地元の個人が千曲川左岸に温泉を掘削、その温泉の権利の半分を北御牧村が買取り[注 2]、村営浴場を建設、1987年12月21日に開業したものといわれるが[6]、1989年にボーリングされたという資料もある[5]。福祉風呂がある。
農産物直売所、cafe御牧苑、ゆうゆうアリーナ、温泉テニスコートを併設する。2019年の入館者数は118,857人[7]。
布引観音温泉
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温泉情報 | |
所在地 | 長野県東御市布下498−1 |
交通 | #交通参照 |
泉質 | ナトリウム塩化物泉 |
泉温(摂氏) | 47 °C |
pH | 7.9 |
液性の分類 | 弱アルカリ性 |
浸透圧の分類 | 低張性 |
宿泊施設数 | 1 |
布引観音の付近にある同名の温泉宿で用いられる。低張性ナトリウム塩化物泉。
1984年に布引山の麓、地下850mで温泉を掘り当てて開業。1991年に宿泊棟を新設して旅館としての営業を始めた[8]。かけ流しを行い[注 3]、日帰り入浴可能。
交通
関連項目
注
- ^ 公式サイトでは源泉温度が35.3度とされており、他にも情報が錯綜している。
- ^ この温泉のうち1/6は明神館(現在の信州八重原温泉 アートヴィレッジ明神館)で利用されていたが、残りは未利用であった。
- ^ これと布岩(布引山)の深層水を用いた浴槽の2種類が用意されている。いずれも加水・加温・併用はしていない。
脚注
- ^ “長野県東御市布下の読み方”. memorva.jp. 2025年4月17日閲覧。
- ^ “布下温泉 民宿 きじま荘 - 小諸|ニフティ温泉”. ニフティ温泉. 2025年4月17日閲覧。
- ^ “施設案内 - 布下温泉 民宿きじま荘”. kijimasou.com. 2025年4月17日閲覧。
- ^ “布下温泉 民宿きじま荘 - としぼ~の湯巡りブログ!”. goo blog. 2025年4月17日閲覧。
- ^ a b “布引温泉 | 日帰り温泉 | 温泉・宿泊 | トリップアイデア”. Go NAGANO 長野県公式観光サイト. 2025年4月17日閲覧。
- ^ 山村順次 (1996-06). “新しい保養温泉づくり-長野県北御牧村の例-”. 温泉 (日本温泉協会) 64 (5): 4-8. doi:10.11501/4412729.
- ^ 東御市の統計2019
- ^ “布引観音温泉【ばらと温泉と日本酒ラベル】”. yanagy.jp. 2025年4月17日閲覧。
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