御巫清直とは? わかりやすく解説

みかんなぎきよなお 【御巫清直】


御巫清直

読み方みかなぎ きよなお

国学者神官伊勢度会郡生。通称寿之助・之亮・志津摩・尚書、名は光直、号は棒園。杉原光基長男御巫清富養嗣子。光基について国学を学ぶ。本居春庭門、足利弘訓門。神官典故精通し和歌・書を能くした。また絵画雅楽能楽等も究めた伊勢外宮祠官神宮権祢宜等を務めた著書に『斎宮寮考証』等がある。明治25年(1894)歿、83才。

御巫清直

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/29 14:44 UTC 版)

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御巫清直

御巫 清直(みかなぎ きよなお、1812年3月27日文化9年2月15日) - 1894年明治27年)7月4日)は、江戸時代末期の国学者。また伊勢外宮豊受大神宮)の神職

名は光直。通称寿之助、権之亮、志津摩、尚書。号は棒園。本居春庭門下。清生は嗣子。

杉原光基の長男に生まれ、父から国学を学ぶ。15歳の時、従祖父の御巫清富の家を継いで神職に就く。伴信友鈴木重胤ら多数の国学者と親交を結び、神道五部書など伊勢神宮関係の文献や斎宮の考証に貢献。また平田篤胤の説を受けて偽書の疑い濃い『先代旧事本紀』を本格的に研究し、『先代旧事本紀』研究の基礎を築いた。

書道雅楽能楽茶道にも通じ、三重県四日市市垂坂町の立坂神社には歌碑も残っている。

著書多数。享年83。

1944年(昭和19年)、正五位を追贈された[1]

著書

  • 『大神宮本記記正鈔』
  • 『神朝本紀』
  • 『先代旧事本紀折疑』
  • 『斎宮寮考証』

関連書

脚注

  1. ^ 田尻佐 編『贈位諸賢伝 増補版 上』(近藤出版社、1975年)特旨贈位年表 p.60

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