後半での登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 16:38 UTC 版)
色のある死グラオーグラマーン(Graógramán, der Bunte Tod) 色の砂漠ゴアプの王。夜になると石になり、朝になると甦るライオン。ゴアプの色に合わせて体の色が変化する。 イハ(Jicha) 牝ラバ。バスチアンのお手馬となる。走るのは遅いが乗り心地が良い。また、ある種の直感に優れている。 勇士ヒンレック(Held Hynreck)/オグラマール姫(Prinzessin Oglámar) バスチアンがファンタージエンで初めて出会った人たち。姫は「すべての者を打ち負かした勇士でなければ結婚しない」という誓いを立てており、ヒンレックはその姫に恋心を抱いている。 ヒクリオン(Hýkrion)/ヒスバルト(Hýsbald)/ヒドルン(Hýdorn) 三人の騎士。ヒクリオンは黒い口ひげを生やした強力の持ち主、ヒスバルトは赤毛で華奢な迅速の持ち主、ヒドルンは背が高く痩せ形で粘りや持久力に長けている。バスチアンの親衛隊となる。 銀翁ケルコバート(Silbergreis Quérquobad) 銀の都アマルガントの長老。 アッハライ(Acharai) 種族名。「ファンタージエン」中で最も醜い生き物。その身の醜さを嘆いて絶えず涙を流しているので、「常泣虫(とこなきむし)」とも呼ばれている。 シュラムッフェン(Schlamuffen) 種族名。派手な色をした、常にふざけている生き物。「道化蛾」とも呼ばれる。 イルアン(Illuán) 青い魔鬼。 サイーデ(Xayíde) 「ファンタージエン」の中で最も邪悪な女魔術師。その意思の力で黒甲冑を動かすことができる。「アウリン」によって我を忘れたバスチアンを唆した。 予感の母ウシュトゥー(Uschtu, die Mutter der Ahnung)/観照の父シルクリー(Schirkrie, der Vater der Schau)/怜悧の息子イージプー(Jisipu, der Sohn der Klugheit) 星僧院の院長、沈思黙考師の三人。体つきは人間であるが、それぞれフクロウ、鷲、狐の頭を持っている。 アーガックス(Argax) 小さな灰色の猿。元帝王たちの管理者で、房の付いた黒い博士帽を被っている。飄々とした皮肉屋。 イスカールナリ(Yskálnari) イスカールに住む人のことで、「いっしょ人」という意味をもつ。 アイゥオーラおばさま(Dame Aiuóla) 「変わる家」に住む。果物のなどの植物を着た風変わりな女性。 ヨル(Yor) 盲目の鉱夫。闇の中でのみ盲目ではなくなるらしい。絵の採掘場ミンロウド坑から人間世界の忘れられた夢を採掘している。
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