式典のプログラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 22:00 UTC 版)
「アメリカ合衆国大統領就任式」の記事における「式典のプログラム」の解説
式典は正午より少し前から行われ、先立ってキリスト教聖職者による祈祷や音楽演奏、歌手による国歌「星条旗」の独唱などがあり、次期副大統領の宣誓が行われる。 次期副大統領の宣誓時点ではまだ職位は移っていないが、宣誓後にはファンファーレ4回と、副大統領に捧げられる曲である Hail, Columbia が演奏される。 そして正午、新大統領が合衆国最高裁判所長官の面前で宣誓する。そして、ファンファーレ4回に引き続いて大統領の到着を示す曲である「Hail to the Chief」が演奏され、元首に対する礼遇として21発の礼砲が撃たれる。 新大統領は引き続き、就任演説を行う。その後、祝賀昼食会で就任を祝った後、最初の公務である議会での書類の署名をする。 続いて、議事堂からペンシルベニア通りをホワイトハウスまでパレードを行い、式典が終了する。パレードでは1977年ジミー・カーター大統領就任式から、途中で自動車を降りて徒歩で移動するのが慣例となっている。 なお、就任式の夜には祝賀晩餐会と舞踏会が開かれ、大統領夫妻が舞踊を披露するのが慣例となっている。 2009年バラク・オバマ大統領就任式で演奏するヨーヨー・マ、イツァーク・パールマンら 2005年、ジョージ・W・ブッシュの就任演説 2009年の昼食会 1977年、パレードで初めて徒歩移動をしたジミー・カーター夫妻 2017年の祝賀舞踏会
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