建築士
資格区分 | 国家資格 |
資格概要&取得方法 | 【資格概要】 建築物の設計や工事の監理などの業務を行うことができる資格です。建築構造の違いや規模の大小により、一級、二級、木造の3つにわかれますが、中でも最上級の一級とそれに順ずる二級に人気が集まっています。 【取得方法】 国家試験に合格すれば資格を取得できます。あらゆる構造・規模の建築物を扱うことのできる一級建築士は、建設業界の最高峰の資格となります。ぜひ一級の取得を目指したいところですが、建築・土木に関する学歴を持ち、一定以上の実務経験を積まなければ試験を受けることができません。そこで、条件に合う学歴を持たなければ、まず7年以上の実務経験を経て二級建築士を取得し、その後、4年以上の実務経験を積んでから一級にチャレンジする形になります。専門学校などで学び、二級、一級へとステップアップしていく方法もあります。 |
受験資格 | 二級: 1)最終学歴に応じ次の期間の実務経験を持つ者=建築に関する大学・短大・高等専門学校は実務経験不要、土木に関する大学・短大・高等専門学校は1年以上、建築・土木に関する高等学校は3年以上 2)学歴を問わず7年以上の実務経験を持つ者、ほか。 一級: 1)最終学歴に応じ次の期間の実務経験を持つ者=建築・土木に関する大学は2年以上、3年制短大は3年以上、2年制短大・高等専門学校は4年以上 2)二級建築士を取得後4年以上の実務経験を持つ者 |
受験料 | 1万5100円(一級・二級とも) |
合格率 | 一級10.5%、二級27.6%(2004年度) |
試験日程 | 2級学科7月上旬、設計製図9月下旬、1級学科7月下旬、設計製図10月中旬 |
試験会場 | 全国主要都市で実施 |
問い合わせ先 | 財団法人建築技術教育普及センター 104-0031東京都中央区京橋2-14-1 03-5524-3105 http://www.jaeic.or.jp/ |
取得後の職業/活かせる仕事 | 建築士の仕事は、設計や工事の監理をはじめ契約に関する事務、法令や条例にもとづく手続きの代行のほか、建築コンサルティングにいたるまで多種多様となっています。建設会社や住宅メーカー、建築設計事務所、工務店などに勤務するのが一般的です。また最近では、空間や構造を設計する知識、技能などを応用し、ゲームクリエーターや映像分野で活躍するケースもあるようです。 |
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