延岡郊外線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 07:38 UTC 版)
延岡学園 平田 - 行縢山登山口 高千穂(旧道経由・バイパス経由) 鹿狩瀬 - 祝子川(ほうりがわ)温泉 差木野 - 長井 - 熊田 浦城港 - 須美江 - 古江 - 宮野浦(一部バイパス経由・浦城港不経由) 土々呂 - 赤水・外浦 日向(延岡 - 一ヶ岡・旭ヶ丘 - 土々呂 - 門川本町 - 都町 - イオンタウン日向・東細島・宮の上) 延岡市中心部から概ね約30km圏の延岡市郊外部・日之影町・高千穂町・門川町・日向市に路線を延ばす。高千穂・日豊海岸国定公園などの観光地も経由する。延岡 - 高千穂間はかつて高千穂鉄道高千穂線と競合したが、2005年の同線廃止以後はバスが唯一の公共交通機関となった。一部系統は延岡駅を越え南延岡を始発・終着とする。延岡 - 日向市間では以前はJR日豊本線より本数面で優位に立っていたが、土々呂を越え日向市方面については運賃面でJRに差を付けられており、本数は減少傾向にある。金・土曜日には延岡発日向行きの深夜便が運行される。長井方面は日豊本線延岡駅 - 北川駅間に並行する路線で、JRとともに著しく本数が少ないが、JR普通列車が運行されない昼間午後にも運行がある。祝子川温泉方面は経路の大半が宮崎県道207号岩戸延岡線となっており、断崖絶壁と祝子川に挟まれた非常に狭隘な道路を走行する路線である。2016年1月にイカロス出版より発売されたムック『秘境路線バスをゆく』で「キング・オブ・秘境バス」として同路線が紹介された ことが地元メディアで取り上げられ、本来平日のみの運行のところを日曜日にも運行したり、全区間の運賃を1080円から500円に値下げしたりする など活性化が図られている。 長年にわたり延岡駅に隣接する延岡駅前バスセンターがターミナルであったが、延岡市が進めている延岡駅周辺整備基本計画にともない2018年3月31日限りで延岡駅前バスセンターが廃止され、延岡駅前に新設されたバス乗り場への発着となった。 延岡駅前バスセンターで並ぶ宮野浦行きと高千穂行き
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