平成21年台風第18号の上陸発表に対する口頭指導とは? わかりやすく解説

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平成21年台風第18号の上陸発表に対する口頭指導

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 06:36 UTC 版)

ウェザーニューズ」の記事における「平成21年台風第18号の上陸発表に対する口頭指導」の解説

気象庁平成21年台風第18号の上陸地点について、2009年10月8日午前5時過ぎに「愛知県知多半島付近に上陸」と発表したが、既にウェザーニューズ現地からのウェザーリポートなどの情報元に午前4時頃、三重県志摩半島上陸」と約20前に同社インターネット上掲載していた。気象庁は、これが台風進路に関する独自情報発表にあたるものであり、一般向け予報業務許可条件違反気象業務法第21条掲げ許可取消要件該当)したとして、翌日10月9日気象庁から気象業務法に基づき再発防止口頭指導行った。これについて、ウェザーニューズ同年10月14日深夜自社制作番組weathernews LiVE』に同社所属気象予報士取締役出演し、同件についてのウェザーニューズ見解述べて気象庁反論した気象庁は、ウェザーニューズが、解析精度限界防災上の観点とから定められ一般的な定義ではなくその場限りの定義をもって上陸」を判定していたこと、サポーターから集めた気圧データ海面更正せずに使用していたことなどを踏まえ10月29日同社を含む民間事業者向けに台風情報に関する講習会開催したウェザーニューズ2009年10月19日11月5日気象庁上申書提出12月3日にはウェザーニューズ側の提案基づいた気象庁側の依頼により、約25,000通のウェザーリポート台風解析参考として気象庁提出した2010年1月6日産経新聞は、気象庁2009年11月発表した確定値速報値違いなどを元に台風18号進路を「10月8日4時過ぎに志摩半島先端三重県大王崎付近通過」と修正した報じウェザーニューズ1月6日付で同様の見解発表。それに対し気象庁は、台風18号進路修正したのではない(実際に観測値有効数字丸めた際の変化にすぎない)として、ウェザーニューズ社の広報社内管理体制等の改善について1月28日文書指導したウェザーニューズ側は2月5日気象庁提出した見解1月6日付の見解一部修正した

※この「平成21年台風第18号の上陸発表に対する口頭指導」の解説は、「ウェザーニューズ」の解説の一部です。
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