市川家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 02:04 UTC 版)
「ゼブラーマン (漫画)」の記事における「市川家」の解説
市川 新市(いちかわ しんいち) = ゼブラーマン 本作品の主人公。小学校教諭。42歳。学級も家庭も崩壊しているが、それを良しとして自分を変えようとしない、事なかれ主義のダメ人間。家族には内緒にしているが特撮マニアで、特に30年以上も前にわずか数話で打ち切られた特撮ヒーロー番組『ゼブラーマン』が大好きで、手作りコスチュームでコスプレを楽しむほどの大ファン。ある日、ゼブラーマンのコスプレ姿で出歩いていたところ、女子高生を襲うカニ男と遭遇する。その後、同じくゼブラーマンマニアの生徒・浅野晋平と出会い、周辺の怪奇事件が『ゼブラーマン』のストーリーに沿っていること、自分の家族もまた事件に巻き込まれつつあることに気付き、ゼブラーマンとして戦う決心をする。また、「間違える人はさびしい人だ」というゼブラーマンのセリフに共感しており、闇を抱えた人間や怪人たちをも救いたいと考えるようになり、1人の父親として、ヒーローとしての葛藤や苦悩を抱えながらも事件の黒幕に立ち向かう。 普通のおじさんであり、特殊な能力は一切持っていない。しかし、ゼブラーマンの必殺技ゼブラバックキックやゼブラスクリューパンチを模倣して戦う。 移動はバイク。晋平の父の形見だったものを貰い受け、ゼブラーマンの愛車・グレービーそっくりに改造してしまう。 市川 幸世(いちかわ さちよ) 新市の妻。立花と不倫をし、新市同様、家庭もほとんど顧みていなかった。立花により処刑されそうになったところを新市に助けられ、そこで正体を知る。その後は新市との和解を果たし、ゼブラーマンとしての新市を支える。 市川 みどり(いちかわ みどり) 新市の長女。女子高生。援助交際をしており、そこで知り合った北原に殺されそうになっていたところを新市に助けられる。その後、ショックでふさぎ込んでしまったが、新市に抱きしめられたことで、彼がゼブラーマンであることに気づき、新市と和解し立ち直る。「ダサい」と言いつつもゼブラーマンとしての新市の活動に協力する。瀬川から「ゼブラドーター」と呼ばれた。 市川 一輝(いちかわ かずき) 新市の長男。小学生。父親似で冷めた性格の持ち主。いじめられっ子で、同級生たちからカツアゲまでされていた。みどり同様、家族と向き合おうとしない新市を軽蔑している。さらには森野の洗脳により、大人が作った世の中を破壊しようとする。新市と戦うが逆に助けられ、さやかと凛を助けるため命令違反をしたことで森野に見捨てられる。しかしその時点で目が覚め、家に戻ったところで新市からゼブラーマンであることを告げられ、森野の計画を新市に教えた。その後は反抗的ながらも新市に協力し、最終局面でも名サポートを果たした。瀬川からは「ゼブラーサン」と呼ばれたが、「ゼブラさん」と聞き間違えて困惑した。
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