差別行動の発覚・批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 02:21 UTC 版)
「リア・ミシェル」の記事における「差別行動の発覚・批判」の解説
2020年ミネアポリス反人種差別デモなどの発端となった事件(ジョージ・フロイドの死)に関して、ミシェルは人種差別反対運動「ブラック・ライヴス・マター(Black Lives Matter)」への支持を表明するツイートを行った。それに対し、「glee/グリー」で共演した俳優サマンサ・ウェアがミシェルからいわれなき様々な差別行為を受けたことをツイートで告発した。引き続き、俳優のアレックス・ニューウェル、アンバー・ライリー、ダビア・スネルらがミシェルから受けた差別行為を告発するツイートを行い、共演者メリッサ・ブノワはこれらのツイートにいいねをしてミシェルの行為を暗に認めた。このことから、食材宅配サービスのハローフレッシュは、ミシェルとのパートナーシップ契約を解除。 ミシェルは6月3日にInstagramで謝罪と弁明の声明を出したが、「指摘されたようなことをした覚えはなく、私は人を生まれや肌の色で判断したことはありません」「私の特権的な立場や視点が無神経な、もしくは不適切なものだと受け止められたのか、それとも私が未熟で、不必要なまでに気難しい人間だったのが原因だったのかはわかりません」などと差別された側の受け止め方の問題でもあるとした。このことから、舞台での共演者の俳優ジェラルド・カノニコが記事へのコメントでミシェルとの共演を「悪夢だった」と告発、削除されたことも含めて非難しているほか、「glee/グリー」で共演したヘザー・モリスが「ずいぶん長いこと周りの人たちを蔑んできたことに対して、リアは報いを受けるべきだと思う。けれど、それを黙って見過ごしてきた私たちにも責任はある」とツイートしている。一方、アンバー・ライリーは2年ぶりにミシェルと連絡を取ったという。そもそもハリウッド文化の中では白人以外の人種は使い捨てであった背景があり、ミシェルは今の現実世界で発生したこととリンクする過去の言行があったために人種差別主義者と仮定されただけであり、ライリーはミシェルが成長したことを願っているという。
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