岐阜駅 - 美濃太田駅間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 17:11 UTC 版)
「高山本線」の記事における「岐阜駅 - 美濃太田駅間」の解説
岐阜駅 - 美濃太田駅間は太多線の多治見駅までの直通列車もあり、沿線人口・利用客数ともに多い。美濃加茂市・各務原市から岐阜市および愛知県名古屋市への通勤・通学の重要路線でもあり、日中から夕方・夜にかけては1時間あたり2本(概ね30 - 40分間隔)運行されている。朝ラッシュ時の美濃太田駅 → 岐阜駅間のように1時間に4本運行されている時間帯もあり、高山線内で最も列車密度の高い区間である。 岐阜駅から鵜沼駅までは名鉄各務原線が並走しており競合関係になっている。本数は1時間あたり4本が運行されている名鉄の半分である(2021年10月以降の日中は同線も毎時2本のためほぼ互角になる)が、単線非電化かつ各駅停車ながらも駅数やカーブが少ないことから所要時間では名鉄に比べて優位となることが多い。岐阜駅(名鉄岐阜駅) - 鵜沼駅(新鵜沼駅)間の運賃はJRの方が若干安い(特定運賃の設定はなし)。民営化後は線路の改良や車両の性能向上が行われため国鉄時代より各駅の利用者数は増加しているが、2019年現在もまだまだ名鉄の駅ほどには及んでいない。 鵜沼駅 - 美濃太田駅 - 太多線可児駅間は犬山駅や西可児駅などを経由する名鉄(犬山線・広見線)とは直接並行しない(名鉄とは異なり太多線に入るまで木曽川を渡らず北へ迂回する)ものの、直通列車があるためJRがやや優位となっている。こちらの本数も名鉄(1時間あたり最低4本。新鵜沼駅始発の名鉄名古屋駅方面行き列車を含む)の半分以下である。なお岐阜駅(名鉄岐阜駅) - 可児駅(新可児駅)の運賃はJRの方が安い。また、岐阜 - 可児間では相互に振替輸送の取り扱いがある。 2022年3月のダイヤ改正で、岐阜駅発の美濃太田行き最終普通列車の発車時刻が23時40分に繰り上がった(従来は23時59分発で、19分繰り上げ。代わりに最終までほぼ30分間隔に統一)。
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