山葵沢地熱発電所とは? わかりやすく解説

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山葵沢地熱発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/30 04:39 UTC 版)

山葵沢地熱発電所
わさびざわちねつはつでんしょ
種類 地熱発電所
電気事業者 湯沢地熱株式会社
所在地 日本
秋田県湯沢市高松字高松沢及び秋ノ宮字役内山国有林内
北緯38度59分10.93秒 東経140度34分8.21秒 / 北緯38.9863694度 東経140.5689472度 / 38.9863694; 140.5689472座標: 北緯38度59分10.93秒 東経140度34分8.21秒 / 北緯38.9863694度 東経140.5689472度 / 38.9863694; 140.5689472
1号機
発電方式 ダブルフラッシュ
出力 46,199 kW
営業運転開始日 2019年5月20日
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山葵沢地熱発電所(わさびざわちねつはつでんしょ)は、秋田県湯沢市に立地する地熱発電所である。

設備

秋田県湯沢市の南方、県道310号線沿いに位置する地熱発電所で、2019年5月に営業運転を開始した。定格出力は46,199キロワット (kW) であり、運転開始時点において、その設備容量は日本の地熱発電所では、4番目に大きい。また、日本国内で10 MWを超える規模の地熱発電所としては、これが23年ぶりの稼働開始であった。この発電所では、3つの生産基地に設けた9本の生産井から蒸気を取出し、発電に用いる[1]。運転方式はダブルフラッシュ方式であり、発電後の熱水は約2.4 km先の還元基地まで配管で輸送した後に、7本の還元井を用いて地下に還元される[2]

運営組織

この発電所を運営する湯沢地熱株式会社は、2010年に電源開発三菱マテリアル三菱ガス化学による出資で設立された。発電した電力は固定価格買い取り制度を活用して、東北電力に販売している[3]

沿革

沿革は次の通り[2]

出典



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