将和高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 01:10 UTC 版)
百合峰 蒼馬 (ゆりみね あおば) 高校一年生、16歳。誕生日は6月16日。身長は179センチメートル。男性。名前にある駒は「馬(竜馬)」。髪の毛は天然。 竜胆とは幼なじみで、出会った後に独学で将棋を学び、対戦相手になる。 短期間で腕を上げた蒼馬はある時竜胆に勝てる手を見つけるが、勝ってしまったらもう指してもらえなくなると思い、以降手を抜いて指すようになる。だが藤川杯はプロの世界を目指す竜胆との最後の勝負になるかもしれないと考え、全力で指した結果、竜胆に負けを確信させることに。竜胆がこの大会にかける気持ちを知っていた蒼馬は、優勢でありながら投了を選び、それが竜胆に追い打ちを与えることになってしまった。 実のところは竜胆と遊びたかっただけであり、それが伝わった決勝戦で因縁は解消されることになる。 その後も奨励会には入らなかったが竜胆と対局している姿は見受けられる。 仙國 元春(せんごく もとはる) 高校三年生、17歳。誕生日は1月8日。身長は175センチメートル。男性。将棋部部長で昨年の都大会個人戦覇者。 過去に奨励会の入会試験に落ちた経験があり、天才と凡人で住む世界が違うと痛感する。この一件で将棋を嫌いになりかけるが、嫌いになりたくない一心でレベルを落とした部活将棋に居場所を移す。 奨励会に挑もうとする信歩を自分と同じ凡人でありながら天才に挑もうとする無謀な者だとし、敵意を燃やす。 信歩と対戦した決勝では岬とは違い矢倉に有利とされる振り飛車穴熊を選択するが、追い詰められ矢倉以外を指せるようになった信歩の端攻めに防戦一方になる。しかし、最終的には勝利した。 卓球漫画「ピンポン」のドラゴンを元にしたキャラ。
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