寮食堂が文化芸術拠点にとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 寮食堂が文化芸術拠点にの意味・解説 

寮食堂が文化芸術拠点に

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:25 UTC 版)

京都大学吉田寮」の記事における「寮食堂が文化芸術拠点に」の解説

1986年4月、「在寮期限」の影響寮食堂は出食機能喪失したその後しばらくの間寮食堂寮生作業場吉田寮祭クリスマスパーティー近隣サークル会議等に供されていた。翌1987年6月吉田寮自治会大阪中心に活動していた劇団満開座」から寮食堂公演開きたい打診された。これに対して吉田寮自治会は、面白そうだという意見、廃寮反対アピール利用できそうだという思惑、および「吉田寮吉田寮生だけのものではなく外部開かれているべきで、外部人々との交流が寮の在り方よりよいものにしていくだろう」という考えから満開座に寮食堂貸し出した。公演9月17日から23日にかけて行われた。この公演以後アマチュアバンド劇団など沢山の寮外の個人や団体が寮食堂使用するようになり、やがて寮食堂京大における文化的芸術的活動拠点となった。しかし食堂使用者増えるにつれ、吉田寮自治会寮食堂開放している理由――寮自治学内自治への理解支持を得る――を理解しない者や、寮食堂好き勝手に使える場所としてしか考えない者も増え様々な問題生じようになった。これらへの対応として1996年文化部食堂局員食堂利用者からなる食堂使用者会議」が発足し毎月会議参加しなければ寮食堂使用できないというルール導入された。また、食堂使用者会議での議論経て食堂使用マニュアル整備された。当マニュアル基本原則は「吉田寮食堂自主管理」「食堂使用自己責任」「運営話し合いで」の三点で、寮生のみならず食堂使用者食堂運営主体的に関わるべきだという考え明記されていた。これによりトラブル減少し2005年まで寮食堂おおむね問題なく運営された。

※この「寮食堂が文化芸術拠点に」の解説は、「京都大学吉田寮」の解説の一部です。
「寮食堂が文化芸術拠点に」を含む「京都大学吉田寮」の記事については、「京都大学吉田寮」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「寮食堂が文化芸術拠点に」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「寮食堂が文化芸術拠点に」の関連用語

寮食堂が文化芸術拠点にのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



寮食堂が文化芸術拠点にのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの京都大学吉田寮 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS