寮・寄宿舎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 06:28 UTC 版)
「東京都立大学 (2020-)」の記事における「寮・寄宿舎」の解説
南大沢キャンパス敷地内に学生寮があり、その建物を二分する形で寄宿舎と桜都(おうと)寮がそれぞれ設けられている。もともと旧東京都立大学時代に存在していた寄宿舎施設に、首都大学東京への改組に際して、「人間形成」を目的として寄宿舎施設の一部を使用する形で学生寮が新設された。 その関係上、寄宿舎は学生サポートセンター、桜都寮は学生課が管理している。 寄宿舎は「一般的な大学の寮」としての役割・性質を持ち、保護者の所得や通学距離が入舎条件である。 一方、入寮に際し試験(一次試験:小論文の提出、二次試験:面接)を課す桜都寮では、週一回のセミナーやボランティアを寮生の自主運営で行っている。他にも都内や歴史的な史跡を見学する研修旅行が年に二回行われるなど、「教育機関」としての性質も持ち合わせている。 桜都とは、第3期・第4期在寮生によって、寮に親しみを込められるよう寮名称を募り、投票により名称が考案された。名称の由来は、毎年春に咲く寮庭の桜(ソメイヨシノ)が大変立派であることに因む。現在学生課に、学生寮の正式名称として扱ってもらえるよう交渉中である。 2007年12月から寄宿舎・寮内でインターネットが利用可能になった。 門限、起床時間といった規則は無く(桜都寮ではセミナーへの参加が義務付けられている)、大学の立地条件もあってか入寮希望者も毎年部屋数に対して大きく上回っている。入寮可能期間は2年(延長申請が受領されると3年に延長可能)。入浴場・調理施設は全寮生共用、トイレはコミュニティー内共用となっている。
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