寮の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 16:48 UTC 版)
現在ラ・マシア寮として使われている建物は1702年に田舎風住宅として建てられ、1954年にFCバルセロナによって買い取られた。この建物は当初は作業場として使われていたが、カンプ・ノウが1957年9月24日に落成すると閉鎖された。FCバルセロナのエンリク・リャウデット会長時代に拡張改築され、1966年9月26日にクラブ事務所として使用が再開された。クラブの規模が大きくなるにつれて増えた職員を抱えきれなくなり、1979年に選手寮に建て替えられた。 開所から30年で500人以上の選手がラ・マシア寮に在籍した。在籍者の半数はカタルーニャ州出身で、残りの半数はスペインのその他の地域出身である。スペイン国外出身選手もおり、15人はカメルーン出身、7人はブラジル出身、5人はセネガル出身、3人はアルゼンチン出身である。在籍した500人のうち約10%がトップチームに昇格を果たしている。 ラ・マシア寮は2011年6月30日をもって閉鎖され、32年間の歴史に幕を閉じた。ラ・マシアに代わり、オリオル・トルト育成センターが新たな選手寮となった
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