富丘八幡神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/12 12:16 UTC 版)
富丘八幡神社 | |
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所在地 | 香川県小豆郡土庄町渕崎甲2421 |
位置 | 北緯34度29分9秒 東経134度11分43秒 / 北緯34.48583度 東経134.19528度座標: 北緯34度29分9秒 東経134度11分43秒 / 北緯34.48583度 東経134.19528度 |
主祭神 | 品陀和気神、仲姫神、息長帯姫神 |
社格等 | 旧郷社 |
創建 | 926年 |
本殿の様式 | 三間社流造 |
別名 | 別宮八幡宮、渕崎八幡宮 |
例祭 | 10月15日 |
地図 |

富丘八幡神社(とみおかはちまんじんじゃ)は香川県土庄町(小豆島)にある神社である。小豆島五社八幡宮の一で、富丘の頂上に鎮座し、池田湾から余島エンジェルロード、四国までも一望出来る。
祭神
歴史
延長4年(926年)、肥土庄(現・渕崎・上庄・黒岩・肥土山)が山城国石清水八幡宮に寄進され、同時に石清水から祭神を勧請し、石清水社の別宮として創祀した。[1]
境内
富丘八幡神社の桟敷
馬場での祭礼等観覧のため、富丘の傾斜地を利用して江戸時代中期に氏子が造った石垣造の野天桟敷。横幅約150m、高低差約24mで、戦前には420面余あったが、現在も360面余が残っている。[2]馬場では例大祭や小豆島まつりなどが開催される。
富丘古墳群
小豆島最大規模の古墳群で、4世紀末に築造された。神社本殿裏の頂上から東南方向に8基の古墳がある。頂上墳は昭和20年(1945年)に発見された直径15mの円墳で、人骨、銅鏡、鉄刀、鉄鏃などが出土している。[1]
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桟敷
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桟敷と馬場(中央が参道)
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日の出(右手が余島)
祭事・年中行事
- 例大祭・太鼓台奉納:10月15日
文化財
所在地・交通
- 小豆島オリーブバス双子浦バス停下車徒歩7分
脚注・参考文献
関連項目
- 小豆島
- 香川県指定文化財一覧
- からかい上手の高木さん:コラボした御朱印が令和6年(2024年)から販売された。
- 日本遺産#80「知ってる!? 悠久の時が流れる石の島〜海を越え、日本の礎を築いた せとうち備讃諸島〜」
- 小山敬容:著書『神山の仏やらい』に当社本地仏の宝生院遷御の感想が述べられている。
外部リンク
- 富丘八幡神社のページへのリンク