富下李央菜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/06 09:52 UTC 版)
富下 李央菜 | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | ![]() |
生年月日 | 2006年6月5日(19歳) |
出身地 | ![]() 千葉県[1] |
KYOJO CUPでの経歴 | |
デビュー | 2023 |
所属 | CERUMO・INGING |
車番 | 39 |
過去所属 | KTMS |
出走回数 | 9 |
優勝回数 | 0 |
ポールポジション | 1 |
ファステストラップ | 0 |
シリーズ最高順位 | 5位 (2024) |
富下 李央菜(とみした りおな、2006年6月5日 - )は、日本のレーシングドライバー。
経歴
カート
2017年にカートを乗り始め、レオン・キッズ・カートGPシリーズで様々なクラスに出場し、コマ60クラスで4位、ジュニアカデットクラスで2位[2]、2018年にはコマ60クラスで優勝、ジュニアカデットクラスでは2位を記録[3]。2019年にジュニアカート選手権・FP-Jr部門でデビューし、最上川大会で2位に入り、初表彰台を獲得した(ランキング14位)[4]。
2020年に全日本カート選手権・FP-3部門へステップアップし、デビュー戦となったもてぎで2位表彰台を獲得(ランキング7位)[4]。また、2021年にヤマハ「Formula Blue」KTのサポートドライバーに選出された[5]。
2022年もFP-3クラスに出場し、春日龍之介とのチャンピオン争いを演じたが、最終的に敗れ2位で終えた[6]。
KYOJO CUP

2023年
2023年5月5日、KTMSからKYOJO CUPに参戦[7]。デビュー戦でポールポジションを獲得したが、8周目の最終コーナーでリタイアに終わった[8]。
第2戦で記録した5位が最高位となり[9]、23ポイントを獲得しランキング6位[10]。
2024年
2024年もKTMSに残留[11]。唯一のダブルヘッダーとなった第3戦のレース2では4位でチェッカーを受けたが、レース後に翁長実希と下野璃央がペナルティで降順となったため、2位へ繰り上がった[12]。
第3戦欠場後の復帰戦となった第4戦で4位チェッカーを受けたが、1位でゴールした下野と2位の坂上真海が失格裁定が下り、繰り上がりで2位となった[13]。スーパー耐久と並行して行われたノンタイトル戦のレース2で初優勝を飾った[14]。
最終戦で一時2位まで順位を上げたが、最終的に4位でゴールし[15]、51ポイントを獲得しランキング5位[16]。
2025年
2024年12月25日、CERUMO・INGINGに移籍[17][18]。
レース戦績
略歴
年 | シリーズ | チーム | レース | 優勝 | PP | FL | 表彰台 | ポイント | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | KYOJO CUP | KTMS | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 23 | 6位 |
2024 | KYOJO CUP | KTMS | 5 | 0 | 0 | 0 | 2 | 51 | 5位 |
FCR-VITA | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 27位 | ||
2025 | KYOJO CUP | CERUMO・INGING | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8* | 9位* |
スーパー耐久 - ST-2 | KTMS | 4 | 2 | 0 | 0 | 3 | 80‡ | 2位*‡ | |
ソース: |
- * 現在シーズン中。
- ‡ チーム成績
KYOJP CUP
年 | エントラント | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 順位 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023年 | KTMS | FUJ1 Ret |
FUJ2 5 |
FUJ3 7 |
FUJ4 6 |
6位 | 23 | ||||||
2024年 | FUJ1 9 |
FUJ2 1 7 |
FUJ2 2 2 |
FUJ3 |
FUJ4 2 |
NC 1 2 |
NC 2 1 |
FUJ5 4 |
5位 | 51 | |||
2025年 | CERUMO・INGING | FUJ1 SPR 9 |
FUJ1 FIN 11 |
FUJ2 SPR 7 |
FUJ2 FIN 5 |
FUJ3 SPR |
FUJ3 FIN |
FUJ4 SPR |
FUJ4 FIN |
FUJ5 SPR |
FUJ5 FIN |
9位* | 8* |
脚注
- ^ “富下 李央菜 Riona Tomishita”. drivingathlete.com. 2025年5月23日閲覧。
- ^ “REON KIDS KART GP 2017 シリーズポイントランキング”. reon.org. 2025年2月15日閲覧。
- ^ “REON KIDS KART GP 2018 シリーズポイントランキング”. reon.org. 2025年2月15日閲覧。
- ^ a b “全日本/ジュニアカート選手権・東地域で活躍する女性ドライバーたち”. motorsports.jaf.or.jp. (2020年7月31日) 2025年2月15日閲覧。
- ^ “2021年 ヤマハ「Formula Blue」KT サポートドライバー 決定!”. yamaha-motor.co.jp. (2021年1月21日) 2025年2月15日閲覧。
- ^ “FS-125部門東地域は波乱の展開、劇的な優勝をつかんだのは全日本初参戦の一宮總太朗選手!”. motorsports.jaf.or.jp. (2022年10月28日) 2025年2月15日閲覧。
- ^ “KTMS、TGR GR86/BRZ Cupに小山美姫を、KYOJO CUPに富下李央菜を擁し参戦へ”. www.as-web.jp. (2023年5月5日) 2025年2月12日閲覧。
- ^ “2023年のインタープロト&KYOJO CUPが開幕。初戦は野尻智紀と三浦愛が優勝を飾る”. www.as-web.jp. (2023年5月5日) 2025年2月12日閲覧。
- ^ “KYOJO CUP Round 2”. drivingathlete.com 2025年2月15日閲覧。
- ^ “DRIVER RANKING”. drivingathlete.com 2025年2月15日閲覧。
- ^ “KYOJO CUPの2024年年間エントリーリスト発表。28台ものエントリーが集まる”. news.biglobe.ne.jp. (2024年4月11日) 2025年2月15日閲覧。
- ^ “斎藤愛未が2連勝。2位以下はペナルティの波乱で富下李央菜、平川真子が今季初の表彰台【KYOJO CUP第3戦】”. www.as-web.jp. (2024年7月22日) 2025年2月13日閲覧。
- ^ “2台の失格で翁長が繰り上がり優勝。富下、平川がトップ3入り果たす【KYOJO CUP第5戦】】”. www.as-web.jp. (2023年11月11日) 2025年2月13日閲覧。
- ^ “富下が初優勝!! KYOJOカップ”. chunichi.co.jp. (2023年11月18日) 2025年2月13日閲覧。
- ^ “斎藤愛未が自身初タイトル獲得。二冠の夫、坪井翔と世界初の同シーズン夫婦王者に輝く【KYOJO CUP最終戦】”. www.as-web.jp. (2024年12月22日) 2025年2月13日閲覧。
- ^ “DRIVER RANKING”. drivingathlete.com 2025年2月15日閲覧。
- ^ “TOYOTA GAZOO Racing Presents its 2025 motorsport team setups in Japan”. Toyota Gazoo Racing. (2025年2月15日) 2024年12月25日閲覧。
- ^ “2025年KYOJO CUPのエントリーリストが公開。14チームが集結、国内外より20人が参戦へ”. news.yahoo.co.jp. (2025年2月15日) 2025年2月13日閲覧。
外部リンク
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