寄付先
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「24時間テレビ エロは地球を救う」の記事における「寄付先」の解説
2003年(第1回)- 2013年(第11回): 公益財団法人 エイズ予防財団 当初は財団法人エイズ予防財団内に設置された「日本エイズストップ基金」へ寄付を行っていた。しかし2011年、財団の公益法人化とともに日本ストップエイズ基金の名称が使用停止、寄付金の窓口が一本化されたことから2012年以降は「公益財団法人 エイズ予防財団」に直接寄付をする形に変更された。窓口は変わったものの同一法人であり、寄付金はエイズ助成事業や普及啓発事業に活用される。 募金がエイズ予防財団へ寄付されたことは、エイズ予防財団発行のパンフレット「エイズリポート」 やリーレ株式会社のプレスリリースなどで確認できる。 2014年(第12回): 子どもの未来支援委員会 番組の主催がスカパーJSATとなったこの年からは、寄付先が「子どもの未来支援委員会」へと変更された。本団体の目的は「ティーンエイジャーのエイズまたは感染症の予防のための支援」とし、エイズ・HIV感染症患者への支援等に取り組んでいる団体に助成金の交付を行うとしている。この任意団体はパラダイステレビを運営するリーレ株式会社が主体となって設立したものであり、団体の所在地はリーレ株式会社と同一、団体の理事長も芝強(リーレ株式会社代表取締役)となっている。 募金活動主体と寄付先が同じという指摘もあるが、チャリティーで集まった寄付金の管理や配分を自社の関連団体で行うようになったという見方もできる。 2015年1月に任意団体として「子どもの未来支援委員会」が立ち上げられた。同年1月から3月にかけて、エイズ・HIV感染症患者への支援等に取り組んでいる団体を対象に助成金の公募を行い、同年4月8日の審査会議で4団体を選定、翌5月12日に各団体に支援金を交付したとする。 なお法的には、任意団体は法人格を持つ団体と異なり、決算などの公開義務はない。 ちなみにエイズ予防財団が2015年10月に発行したパンフレットには「子どもの未来支援委員会」の助成で作成されたとの記載があり、NPO法人レッドリボンさっぽろが行う「HIV陽性者交流会inHOKKAIDO」は「子どもの未来支援委員会からの助成」を公表している。 2015年(第13回): 一般社団法人 未来支援委員会 2014年の募金先である「子どもの未来支援委員会」が一般社団法人化し、「未来支援委員会」に名称変更されたもので同一団体である。2015年8月18日に一般社団法人として登記が行われた。 前述の通り、団体の所在地はリーレ株式会社と同一、団体の理事長も芝強(リーレ株式会社代表取締役)である。助成金を交付する団体の対象活動に「性感染症」が追加されたこと、対象層が子どもの未来支援委員会時代の「ティーンエイジャー」から「青少年または成人」に変更となった。 2015年12月、「子どもの未来支援委員会」時代に行われた助成金に関しては、2016年4月に各団体からの報告を受けた上で、当団体にて「評価委員会」を開催、具体的な活動や用途をサイトにて公表すると発表された。また次年度以降の助成金公募詳細についても、今後サイト上で公表するとしている。
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