実際の手法などとは? わかりやすく解説

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実際の手法など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 08:39 UTC 版)

ピンポン録音」の記事における「実際の手法など」の解説

ピンポンさせたい複数トラック最終ミックス時に1点から聴こえるモノラル定位良い場合には、トラックのまとめ先は1トラック(=モノラル)となり、最終ミックス時にステレオ定位させたい場合には2トラック(=ステレオ)必要となる。ステレオ定位させる為のピンポン場合には、パン・ポット各々トラック定位させたり、ステレオ・エフェクターなどでステレオ音像加算するなどする場合がある。 作業の際に、トラッキングされたままの素材バランスだけ取りピンポン先へ録音する場合もあるが、EQコンプレッサー/リミッターなどを用いて音色調整したり、リバーブレーターディレイなどを掛け録りするなど、最終ミキシング時に行う作業同様のミキシング作業ピンポンされる素材となる複数トラックに対して施してからまとめ先へ録音する場合もある。 また、実際トラック数に余裕がある場合でも、ミキシング時の作業効率緩和作業しているコンソール入力トラック節約DAWなどの場合には演算処理する際のCPUにかける負荷軽減のためにもピンポン作業が行われる事がある。これと似た作業STEMミックス作成というものがあるが、その場合は何らかの負荷軽減などが目的ではなく最終ミキシングいくつかのグループ分けた形でピンポン同様のルーティング用意し最終ミキシングバランスの中からある特定のグループ属す音声トラック持ち上げたりカットしたりする用途のために映画向けやコンサート会場での利用向けなどに作成される作業内容。この場合最終ミキシング終えた後でまとめ先を分けるだけの工程となる場合もある。 以上の事から、ピンポンミキシング作業はほぼ同じ作業含んでいるが、作業意図明確に分かれているため最終音源作成するミキシング作業とは区別されているか、その作業内における1つ工程として分類されている。

※この「実際の手法など」の解説は、「ピンポン録音」の解説の一部です。
「実際の手法など」を含む「ピンポン録音」の記事については、「ピンポン録音」の概要を参照ください。

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