実際の戦闘での言葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 04:18 UTC 版)
時代小説や歴史小説では、戦国などの武将のあいだの戦闘で、陣や陣地を争奪するものを、陣取り・陣争い、あるいは陣取り合戦などと称する。 日本に限らず、世界的に、戦闘を行う場合は、陣を築くのが一般で、歴史上においては、数知れぬ陣取り合戦があった。古代エジプトのファラオ、ラムセス2世が、ヒッタイトのムワタリ王と対峙し、カデシュの城塞を争ったカデシュの戦いも陣取り合戦である。 アメリカ合衆国の南北戦争にいても、互いの軍事拠点をめぐって激しい陣取り合戦が繰り広げられたことが知られる。陣地に立てられた南軍の軍旗や北軍の軍旗をめぐって熾烈な争奪戦が行われた。 日露戦争においても、旅順攻囲戦の決定的戦闘となった203高地奪取の戦いで、乃木中将を司令官とする日本軍は陣地攻略に苦戦し夥しい戦死者を出した。
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