宇宙化猫 タマ・ミケ・クロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:44 UTC 版)
「ウルトラマンマックスの登場怪獣」の記事における「宇宙化猫 タマ・ミケ・クロ」の解説
第16話「わたしはだあれ?」に登場。 宇宙から飛来した3つの小隕石が吸収した地上の電磁波の影響で約1か月後に猫系の巨大怪獣に成長した姿。ただし、外見に猫らしいところはほとんどなく、ほぼ球形の胴体に1つだけの猫目があり、細長い関節肢で立っているので、猫らしいところは眼だけ、それに加えて猫耳と長く黒い尻尾がある個体がクロ、猫の足とトラジマの尻尾がある個体がタマ、主だった特徴のない個体がミケで、全員振ると鈴の音がする三毛の尻尾がついている。眼球の形状が感情によってさまざまに変化し、外部に自分の意志を伝える。 武器は口から吐く破壊光線のほか、体から有機生命体の記憶を妨害する特殊な波長を発し、その影響で人間社会やDASHメンバー、果てはウルトラマンマックスまでもが次第に記憶や思考能力を失い、麻痺状態になる。そのため、DASHは機械の操作や武器の使い方など、何をどうしたら良いのかわからず攻撃はおろか出撃すらままならなくなり、カイトもマックスへの変身方法を忘れてしまう。さらには、ようやくマックスに変身できた後も、マクシウムカノンの発射ポーズやマクシウムソードの使い方はおろか、自分が誰なのか左右がどちらなのかすらわからなくなり、大混乱状態に陥る。最後は、唯一有機生命体でないエリーの祈りによって発奮したマックスの即興の必殺技で、3体まとめて撃破される。 デザインは、書籍『ファンタスティックコレクション』ではNAKA雅MURA、雑誌『宇宙船 YEAR BOOK 2006』では酉澤安施と記載されている。 デザイン画での名称は「宇宙化猫カフカ」。デザイン画では3体は尻尾のみが異なるだけであったが、造型スタッフがアドリブでタマに猫の足をつけ、監督の三池崇史もこれを気に入ってクロには耳をつけるように指示した。
※この「宇宙化猫 タマ・ミケ・クロ」の解説は、「ウルトラマンマックスの登場怪獣」の解説の一部です。
「宇宙化猫 タマ・ミケ・クロ」を含む「ウルトラマンマックスの登場怪獣」の記事については、「ウルトラマンマックスの登場怪獣」の概要を参照ください。
- 宇宙化猫タマ・ミケ・クロのページへのリンク