姫路市営モノレールとは? わかりやすく解説

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姫路市交通局モノレール線

(姫路市営モノレール から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 19:40 UTC 版)

モノレール線(モノレールせん)[1][2][3]は、かつて兵庫県姫路市内で姫路駅手柄山中央公園にあった手柄山駅の間で運行されていた姫路市交通局鉄道路線モノレール)。『鉄道要覧』等には路線名の記載は無く[4]、一般には姫路市営モノレール(ひめじしえいモノレール)、姫路モノレール(ひめじモノレール)などと呼ばれていた。1966年姫路大博覧会開催に伴って開業したが、営業不振などにより8年後の1974年に休止、1979年廃止となった。


注釈

  1. ^ 『私鉄要覧』『交通年鑑』記載の届出では動力は「電気・内燃」となっている。
  2. ^ データ出典[5]
  3. ^ 1966年当時の100円は2020年現在では概ね800円相当である。また、JTBパブリッシング刊の『時刻表復刻版 1967年10月号』によると、当時の国鉄2等運賃で姫路駅から100円で行ける駅(姫路駅から24.1 - 27.0km)は、魚住駅鶴居駅であった。
  4. ^ 姫路市営モノレールが廃止された1979年に「都市モノレール建設のための道路整備に対する補助制度」が発足している。

出典

  1. ^ 【兵庫県】姫路市交通局 モノレール線|時代”. NHKアーカイブス. 日本放送協会. 2024年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月26日閲覧。
  2. ^ 【今日は何の日?】姫路モノレールが開業”. 乗りものニュース. メディア・ヴァーグ (2021年5月17日). 2024年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月26日閲覧。
  3. ^ 姫路モノレール:トップページ”. 姫路市. 2023年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月26日閲覧。
  4. ^ 運輸省鉄道監督局(監修)『私鉄要覧 昭和48年度版』電気車研究会(鉄道図書刊行会)、p.112。
  5. ^ a b 『鉄道ピクトリアル』1970年4月、31頁。 
  6. ^ 藤井p.36
  7. ^ a b c d 佐藤pp.39 - 41
  8. ^ 藤井p.35
  9. ^ 「完成間近いモノレール 四月三日開通へ」『神戸新聞』1966年1月5日姫路版p.10。
  10. ^ 「モノレール開通は5月に」『神戸新聞』1966年3月29日姫路版p.12。
  11. ^ 岡田p.90
  12. ^ a b c 藤井p.37
  13. ^ 山陽電気鉄道(編)『山陽電気鉄道百年史』、p.367
  14. ^ 「【ふるさと原風景】胸躍った「姫路モノレール」跡」『産経新聞』2005年9月17日大阪朝刊27頁
  15. ^ 『姫路市史』p.377
  16. ^ 『姫路市史』pp.383-384
  17. ^ 「モノレール休止にご理解を」『広報ひめじ』昭和47年11月増刊 No.475号 - ウェイバックマシン(2015年9月23日アーカイブ分)。
  18. ^ a b c 「廃止のモノレール送電線 老朽化!ドスン」『神戸新聞』1983年10月14日姫路版p.23。
  19. ^ 「勝手に関西世界遺産 姫路モノレール」『朝日新聞』2004年12月2日大阪夕刊3頁。
  20. ^ 「姫路モノレールがサヨナラ運転」『神戸新聞』1974年4月11日姫路版p.10
  21. ^ 姫路モノレールが土木学会選奨土木遺産に認定されました”. 姫路市 (2020年9月30日). 2020年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月5日閲覧。
  22. ^ “土木遺産に姫路モノレール遺構群 旧手柄山駅舎や車両など”. 産経ニュース. (2020年10月3日). https://www.sankei.com/article/20201003-VTBJDFZ3IJMVPE3N47ZYTM2VO4/ 
  23. ^ 交通協力会『交通年鑑』昭和43年度版 - 昭和49年度版、「民営鉄道事業者別成績表」。乗車人員・旅客運賃収入は姫路市財政局管財課所蔵資料を基に補った。
  24. ^ 「姫路モノレール」を公開。”. 鉄道ホビダス. 編集長敬白. ネコ・パブリッシング (2009年11月18日). 2012年7月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月1日閲覧。
  25. ^ 高見彰彦「駅名標の移り変わり 寺田町駅の発見から」『レイル』第100巻、エリエイ(プレス・アイゼンバーン)、2016年10月、19頁。 
  26. ^ 市政ココが聞きたいQ&A”. 姫路市. 2009年11月9日閲覧。
  27. ^ “モノレール貫通ビル解体へ…大地震で倒壊の恐れ”. 読売新聞. (2013年6月11日). http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130611-OYO1T00845.htm 
  28. ^ “開かずの「大将軍駅」、48年ぶり一般公開へ 姫路”. 朝日新聞. (2016年8月1日). http://www.asahi.com/articles/ASJ7Y34HYJ7YPIHB002.html 
  29. ^ 幻のホームが2日間限定で公開 旧姫路モノレール『大将軍駅』公開イベントが8月に開催”. ガジェット通信. 東京産業新聞社 (2016年7月29日). 2021年4月1日閲覧。
  30. ^ “姫路モノレールの廃駅「大将軍」、最後の一般公開…老朽化で解体へ”. イード. (2016年8月13日). http://response.jp/article/2016/08/13/280049.html 
  31. ^ “「大将軍駅」の高尾ビル 基礎くい抜けず、跡地利用に難題 鋼材が地中で曲がる 姫路/兵庫”. 毎日新聞. (2017年12月9日). https://mainichi.jp/articles/20171209/ddl/k28/040/398000c 2018年2月1日閲覧。 
  32. ^ 横山忠雄 編『ふるさと城南ものがたり』城南地区連合自治会、姫路、1983年、119頁。 
  33. ^ 大将軍橋 - 姫路なつかしの風景”. ほりほりの姫路ガイド (2004年12月5日). 2009年11月25日閲覧。
  34. ^ 橋本政次『姫路市町名字考』姫路市、1956年(復刻『播磨考・姫路市町名字考』〈兵庫県郷土誌叢刊〉臨川書店、1987年)、p.20。
  35. ^ “35年ぶり 姫路モノレール公開に1万2千人”. 神戸新聞. (2009年11月16日). オリジナルの2013年8月27日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/VQkqW 
  36. ^ “28年眠り“姫” 姫路モノレール”. 神戸新聞. (2007年3月21日). オリジナルの2012年9月6日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/eFAt 
  37. ^ 鉄道ピクトリアル』、電気車研究会 鉄道図書刊行会、2008年5月。 
  38. ^ a b 手柄山交流ステーションのオープンについて
  39. ^ 手柄山交流ステーション
  40. ^ 「手柄山交流ステーション」がオープン”. 鉄道ファン. railf.jp 鉄道ニュース. 交友社 (2011年4月30日). 2021年4月1日閲覧。
  41. ^ 「大将軍駅」が語る「短命モノレール」の大構想”. 東洋経済オンライン. 東洋経済新報社. p. 3 (2016年9月20日). 2021年4月1日閲覧。


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姫路市営モノレール(廃止)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 16:18 UTC 版)

姫路駅」の記事における「姫路市営モノレール(廃止)」の解説

姫路市交通局モノレール線参照 かつては姫路市交通局による姫路市営モノレールの姫路駅神姫バス北ターミナル付近に仮設されていたが、1979年廃止されている。

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