女子アナスペシャル (フジテレビ)
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草彅・おすぎとピーコの女子アナスペシャル | |
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ジャンル | バラエティ番組/特別番組 |
放送時間 | 1月成人の日月曜日19:00 - 20:54 JST(104分) |
放送期間 | 1997年1月5日 - 現在(年1回) |
放送国 | ![]() |
制作局 | フジテレビ |
企画 | #女子アナドッキリ企画 |
演出 | 金子傑 |
脚本 | 鈴木おさむほか |
プロデューサー | 石井浩二、黒木彰一 |
出演者 | 草彅剛 おすぎ ピーコ フジテレビ女性アナウンサーオールスター FNS28放送局女性アナウンサー(フジテレビ以外放送局代表各1名、計27名) ほか多数 |
音声 | ステレオ放送 |
字幕 | あり |
外部リンク | フジテレビ |
『女子アナスペシャル』(じょしアナスペシャル)は、フジテレビ系列で毎年1月上旬に放送されるテレビ番組の特別番組。正式な番組名はその年によって異なる。
目次 |
番組概要・放送時期
フジテレビをはじめ全国のFNS各局の女性アナウンサーがスタジオに集結し、料理対決や体力テストなどに挑戦するほか、0学占いで女子アナそれぞれの運勢を占う企画(2002年まで)や、番組出演のNG場面を公開するほか、フジテレビ女子アナのうち1名をターゲットにしたドッキリ企画や、フジ女子アナ限定の貴公子選び(2003年から2006年まで)などといった企画がある。
この特番の放送開始以来FNS系列局が入れ替わった地区は、1993年に脱退の山形テレビと1997年開局のさくらんぼテレビジョンによる、山形地区のみである。かつて同系列とのクロスネット局だったテレビ山口が脱退したのは、この特番の放送開始より前の年だったので、同局の女子アナの出演も同局でのネット放送も共に一度もない。
2001年までは正月三が日の昼枠で(1997年のみ1月5日21:00-22:24の枠、以下全て日本時間表示)が、2002年~2007年は三が日明け最初の月曜日のゴールデンタイムで放送されていた(なお三が日及び1月4日は特定番組([1])優先のため、原則として1月5日~11日のいずれかであった)。しかし、2005年~2007年の三が日明け最初の月曜日が成人の日と重なったこともあり、2008年も成人の日のゴールデンタイムに放送枠が組まれ、初めて三が日明け2週目の月曜日の放送となる。
現在の司会進行はSMAPの草彅剛、おすぎとピーコ。ただし2003年あたりまでは、さらにフジテレビの女性アナウンサー2~3人が司会に加わることもあった。これまでに、コーナー進行ゲストとして爆笑問題らも参加していた。2008年は草彅剛が扮した赤鬼のキャラクター鬼つよしもモニターに登場した。 出演する女子アナの衣装も、2001年までは振袖がメインだったが、ゴールデンタイム移行後の2002年からはドレスが主流になってきている(以後も構成によっては全員振袖着用の場合がある)。 「女子アナ料理対決」では「料理の鉄人」の和の鉄人・道場六三郎や、1月新番組ドラマの出演者が審査員として出演。
2006年の放送はテレビドラマ「西遊記」(香取慎吾主演)、「SMAP×SMAP'06新春生スペシャル」とともに、新春SMAPホリデースペシャルの一環として放送された。
2008年はローズデーの一環で放送され、エンディングで阿部知代と高島彩によるバラの花束交換が行なわれた。
正月番組から正月明けの枠への移動
前述の通り2002年以降、3が日明けのゴールデンタイムに放送枠が移動した。フジテレビがこの措置をとった主な理由は2点ほど考えられる。一つは、この番組よりも更に高視聴率が取れる番組を3が日に編成した結果、この番組の放送時期を後ろにずらした。もう1つは、人気低迷ととらえずに、正月番組のみならず正月明けでも目玉番組を設け、結果として両方の時期で視聴率を伸ばそうとする狙いがある、この2点があげられる。
しかし、2007年は番組内容のマンネリ化に加え、放送時間帯が『報道特捜プロジェクト "責任者出て来い!"怒り爆発スペシャル』(日本テレビ)及び『今夜決定!最強芸能人雑学王No.1決定戦スペシャル』(テレビ朝日)の真裏であったことから視聴率は11.9%と伸び悩んだ。
2008年は『薔薇のない花屋』『SMAP×SMAP'08弾丸ファイトSP!』と連動した視聴者プレゼント企画SMAPローズデーとして放送された効果もあり、年齢別に2チーム(ヤングチーム:キャプテンは高島彩、ベテランチーム:キャプテンは阿部知代)に分かれての対決方式が功を奏し、視聴率は13.6%(視聴率はいずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ)と若干持ち直した。
2009年は「女性芸能人とプライドを賭けて戦います!SP」と題し、フジテレビの女性アナウンサーと女性芸能人がクイズで対決する。アナウンサーはフジテレビ社員のみの出演となり、系列局のアナウンサーは出演しない。
番組遍歴
- 1997年 - 鶴瓶・SMAPの美人女子アナ大新年会
- 1997年1月5日 21:00 - 22:24放送
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- この年のみ、関西テレビと共同制作。
- 2001年 - 新春女子アナここまでやります スペシャル'01
- 2001年1月3日 16:30 - 18:45放送
- 2002年 - 草彅・おすぎとピーコの女子アナ今年もしっかりしてください!!スペシャル
- 2002年1月7日 19:00 - 20:54放送
- 2003年 - 草彅・おすぎとピーコの女子アナ今年もしっかりしてください!!スペシャル
- 2003年1月6日 19:00 - 20:54放送
- 2004年 - 草彅・おすぎとピーコの女子アナ本当の私を見てください!!スペシャル
- 2004年1月5日 19:00 - 20:54放送
- 2005年 - 草彅・おすぎとピーコの女子アナ2005大人の女になりなさいよ!スペシャル
- 2005年1月10日 19:00 - 20:54放送
- この回より、ハイビジョン制作に。
- 2005年1月10日 19:00 - 20:54放送
- 2006年 - 草彅・おすぎとピーコの女子アナ2006大人の女になりたいのっ!スペシャル
- 2006年1月9日 19:00 - 20:54放送(「新春SMAPホリデースペシャル」と連動して放送された)
- 2007年 - 草彅・おすぎとピーコの女子アナ2007もっと大人になりたいのっ!スペシャル
- 2007年1月8日 19:00 - 20:54放送
- 2008年 - 草彅・おすぎとピーコの女子アナ2008ベテランvsヤング仁義なき戦いSP
- 2008年1月14日 19:00 - 20:54放送
- 2009年 - 草彅剛の女子アナ2009〜女性芸能人とプライドを賭けて戦いますSP〜
- 2009年1月12日 19:00 - 20:54放送
主な司会者
ほか、フジテレビ女子アナ2~3名が司会で参加。
出演した主な女性アナウンサー
(※フジテレビ(共同テレビ)アナウンサーのみを列挙。退職者(太字)を含む)2009年1月現在
...など
サブキャラクター
この番組にはフジテレビ・系列局女子アナ以外にも、サブキャラクターとして多数のゲスト著名人が登場し、番組を盛り上げた。
...など
2007年の出演者
- 女子アナ料理対決
- 女子アナ2007~NGドボンドガールを探せ!~
- 女子アナ常識体育 運動神経No1決定戦
- ガレッジセール - 教官役
優勝は宮瀬茉祐子
女子アナドッキリ企画
- 毎回、フジテレビの女子アナの中から一人をターゲットにした引っ掛け企画がある。
- なおターゲットとなるのは、入社1年目のアナウンサーになることが多い(例外もある)。
- 2002年 - 内田恭子がドラマ「人にやさしく」のレポートで、五十嵐明役のニセ子役にインタビューをする。そのニセ子役が一つしかない小道具の像(実はおすぎとピーコをモチーフにしたもの)を壊し、彼女が壊したことにされ子役にも泣かれてしまう。そして、スタッフが怒鳴り合いを始め、しまいには出演者の加藤浩次と香取慎吾が喧嘩をしてしまう。(威嚇する加藤に頭を抱えしゃがみ込む香取も、その場にいた松岡充も必死に笑いをこらえていた。)その様子を見て彼女は喧嘩を完全に信じ込んでしまっていた。
- 2003年 - 中野美奈子がドラマ「いつもふたりで」のレポートをするはずが…。
- 2004年 - 戸部洋子がニセ番組の司会を担当させられた。
- 2005年 - 斉藤舞子がニセの結婚式で司会を担当させられた。
- 2006年 - 平井理央がドラマ「西遊記」のレポートをするはずが、アクション監督の指示でかぶった牛魔王のお面が外れなくなり牛魔王役をやらされるハメになった。このアクション監督の名前は「リ・ドッキ」(繰り返すと「ドッキリ」)である。
- 2007年 - 松尾翠が催眠術のニセ番組の司会を担当させられた。催眠術師の名前は「宗文世」 (そう・ぶんぜ。逆から読むと全部うそ)である。
- 2008年 - ベテランチーム2名(藤村さおり、吉崎典子)とヤングチーム2名(中村仁美、生野陽子)の対決形式で行われた。香取慎吾が仕掛け人となり、架空の番組内で一人ずつ月9ドラマ『薔薇のない花屋』の番宣インタビューを急遽行うが、香取は「別に…」「他のアナウンサーに代えて」などと不機嫌な態度で険悪な雰囲気となる。ベテランチームは驚きながらも何とか対応したが、ヤングチームは動揺を隠しきれず完敗した。
スタッフ(2007年度)
- 構成:鈴木おさむ、石原健次ほか
- プロデューサー:石井浩二、黒木彰一
- 演出:出口敬生
- ディレクター:代々木明徳、小倉伸一(オイコーポレーション)、坂田佳弘(関西テレビ)、河井二郎(共同テレビ)、熊沢美麗、浅野克己、松永健太郎(アズバーズ)
- 制作 : フジテレビバラエティ制作センター
- 制作著作:フジテレビ
備考
- 2007年5月26日の『めちゃ²イケてるッ!』では、本特番のパロディ「チャンス到来男子アナもっと人気者になりたいのっ!SP」(男性アナウンサースペシャル)が放送された。
- 出演した男子アナは11人。
- 政井マヤ(当時)、戸部洋子、斉藤舞子、高橋真麻、松尾翠の女子アナ5人も見届け人として出演した。女子アナの場合は短パンはNGだったが、男子アナは短パン姿で番組に出演した。
関連項目
- フジテレビ番組一覧
- いきなり!フライデーナイト(女子アナスペシャルの起源とされる)
- カスペ!
- 平成教育テレビ
- 27時間テレビ
- 女子アナ。
- フジテレビアナウンサー一覧
- FNS5000番組10万人総出演 がんばった大賞 (共通スタッフ。NGシーンの一部を放送)
- 細木数子のニッポンの大みそか(2006年12月31日放送の特別番組。2007年の放送の収録日と同日収録=特別番組2本録りなので、2007年の出演女性アナウンサーは共通出演者)
- 大奥 (映画)(2007年の放送の関連映画)
- アナ☆ログ(2008年、NGシーンの一部が放送。フジテレビ女子アナのみ一部共通出演者) - 関連番組
- フジアナスタジオ まる生(毎年NG場面を提供。フジテレビ女子アナのみ一部共通出演者) - 関連番組
- オールスター赤面申告!ハプニング大賞(TBSテレビ。類似コーナーがあった)
- 全国おもしろニュースグランプリ(テレビ朝日系列の全国各地の女子アナを集める点、年1回放送という点が同じ年末特番)
外部リンク
- フジテレビ
- トップ > こちらフジテレビ > 特番情報 > 年末年始(2007-2008の場合は)1月14日 > 草彅・おすぎピーコの女子アナSP
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