奥義・絶技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/12 08:19 UTC 版)
摩舞紅躁(まぶこうそう) ハンが野心を持たない修羅に対して放った。影すらも映らない速さで相手を葬る。喰らった相手は踊るように破裂する。 白羅滅精(はくらめっせい) ハンの技。対ケンシロウ戦で上空から繰り出したが、天将奔烈で迎撃され不発に終わったため、どのような技なのかは不明。『北斗の拳 イチゴ味』では右掌から闘気を繰り出し、襲い掛かった敵を触れることなく吹き飛ばす技として登場している。 疾火煌陣(しっかこうじん) ハンの技。影すらも映らない速さで跳び蹴りを喰らわせる。さらに拳での攻撃も可能。この技は北斗琉拳の奥義ではなくハン自身の「目にも止まらぬ速さの攻撃」という戦法全体を指している可能性もある。 暗琉霏破(あんりゅうひは) カイオウが対ケンシロウ戦で使用。掌から魔闘気を放って攻撃する、北斗剛掌波や天将奔烈と同質の技。暗琉天破との併用により、ケンシロウを一度破った。 魔闘気を用いる技は、使い手が魔界に堕ちることで使用可能になる。 暗琉天破(あんりゅうてんは) 魔闘気で空間を歪め、一種の無重力空間を作り出し、それによって相手に自らの位置を見失わせ身動きを封じる技。ケンシロウは、無重力空間内で自ら回転し、遠心力を作り出すという方法でこの技を破った。その様はケンシロウ曰く、「敵の受け技を流す」とのこと。 黒夜叉によると有効範囲は狭く、常に素早く移動し続けていれば回避は可能。ただしカイオウの暗琉天破はカイオウ自身の魔闘気の絶対量が多いためか有効範囲がヒョウに比べて広く、無想転生を使ったケンシロウを分身ごと無重力空間に叩き込んだ。また、ケンシロウとの最終決戦では暗琉天破を放った直後に先述の方法を使わせる間を与えずに攻撃を行っている。 呼頸虚塞(こけいこそく) 無呼吸闘法。全く息を吸わずに活動できる。ケンシロウはカイオウの首元にある指では突けない針穴ほどの小さな秘孔を、髪の毛を針のようにして刺す方法で破った。 北斗逆死葬(ほくとぎゃくしそう) 北斗神拳の伝承者は北斗七星状に存在する人間の死角を狙い動くがために、七星の動きを意識的に、あるいは無意識的に行うことに着目し、北斗七星の星列に見立てて石柱を建てることで、相手の動きを封じる戦術。カイオウ曰く「北斗宗家に虐げられた男たちの反逆の拳」。カイオウ自身は死兆星の位置に立ち、硫摩黄煙の毒素により呼吸がままならないケンシロウを一方的に攻撃した。 陽真極破(ようしんきょっぱ) アニメオリジナル技。第133話(『北斗の拳2』第24話)でヒョウがホセにとどめを刺した技。指先から放つ魔闘気で相手の身体を貫き、消し飛ばす。 暗魔真可極破(あんままかきょくは) アニメオリジナル技。第136話(『北斗の拳2』第27話)でカイオウが使用。魔闘気で赤いドーム状の空間を作り、その中で相手を宙に浮かべ、技名を言い放つと同時に無数の黒い槍のような魔闘気を一斉に飛ばし、ダメージを与える。そして相手の血が雨のように降る。 魔龍渦烈破(まりゅうかれつは) アニメオリジナル技。第149話(『北斗の拳2』第40話)でカイオウがケンシロウと戦った際に使用。魔闘気で相手の身動きを封じ、吹き飛ばす。 暗流宙激波(あんりゅうちゅうげきは) 『北斗の拳2』最終回でカイオウがケンシロウに放った技。ありったけの魔闘気を相手に放つ。北斗神拳奥義・闘気断想であっさり無力化されたため、効果は不明。
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