太陽の響【タイヨウノヒビキ】(草花類)
登録番号 | 第12416号 | |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 太陽の響 よみ:タイヨウノヒビキ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 沖縄県花卉園芸農業協同組合 | |
品種登録者の住所 | 沖縄県浦添市勢理客555番地29 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の育成系統に黄色系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は鮮緑黄色のかなり大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さは太、色は緑、強さは強、中空の程度は無、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は少、節間長はやや短である。葉身長はやや長、葉幅は中、葉の縦横比は大、葉柄の長さは短、一次欠刻はやや深、表面及び裏面の色並びに毛じの多少は中、光沢度は強、厚さはやや薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大、厚みはやや低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多、管状花部の直径は小、管状花数は中、分布は集中、長さはやや大である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さは大、幅は中、外花弁の表面の色は鮮緑黄(JHS カラーチャート2706)、裏面の色は明緑黄(同2704)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は中央部の凹んだドーム状、大きさは中、総ほうの大きさはやや大、花首の太さは細、長さは極短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「金秀芳」と比較して、茎の色が緑であること、外花弁の表面の色が鮮緑黄であること等で、「精興光玉」と比較して、茎の色が緑であること、花弁の形が舟底弁のみであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に育成者の所属する会社のほ場(広島県福山市)において、同社所有の育成系統に黄色系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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