天井板落下事故(2012年)
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「笹子トンネル (中央自動車道)」の記事における「天井板落下事故(2012年)」の解説
詳細は「笹子トンネル天井板落下事故」を参照 2012年12月2日午前8時5分頃(JST)、上り線トンネルの大月市側出口から1508m付近でトンネルの天井板であるコンクリート板およそ345枚(中壁を含む)が138mにわたってV字型に折り重なるように崩れ落ちた。現場を走行中であった自動車3台が落下した天井板の下敷きとなり死者9名、重軽傷者2名の事故となった。 NEXCO中日本(中日本高速道路株式会社)は、1年に一度は定期点検を行い、5年に1度は詳細点検を行っているとしていたが、2000年に行われた点検以降は打音検査すらしていなかったということが、山梨県警によるNEXCO中日本本社への家宅捜索による押収資料から発覚している。尚、崩落事故発生後にNEXCO中日本は過去の笹子トンネルの安全検査について、説明を二転三転させており一部からは批判が出ている。 2019年(平成31年)4月13日-笹子トンネル東坑口(下り線)付近と初狩パーキングエリア(下り線)に、犠牲者を悼む慰霊碑が完成した。
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