完全復旧
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「笹子トンネル天井板落下事故」の記事における「完全復旧」の解説
2013年1月9日までには山梨県警による現場検証が終わり、笹子トンネル上り線の復旧工事に着手できる状態となった。これを受けてNEXCO中日本は、国土交通省による事故原因調査の進捗に配慮しつつ、1月11日からコンクリート製のつり天井を撤去し、換気設備を順次設置する工事を行った。また、仮復旧で設置したガイドポストも撤去し、完全復旧後に対面通行を解除する方針であると発表した。NEXCO中日本は2月1日、1週間後の2月8日16時に笹子トンネル上り線開通の方針を明らかにし、復旧前日の2月7日13時から工事のため下り線の同区間が通行止めとなり、翌8日16時から、68日ぶりに上下線2車線ずつで通行可能となった ことをもって、完全復旧となった。これに伴い、トンネル内の制限速度は暫定復旧時の時速40キロ規制から事故前と同じ時速70キロ制限に変更となり、1月1日午前0時から続いていた中央道富士吉田線(大月IC - 河口湖IC)の無料化を2月12日午前0時に解除し、有料に戻った。
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