打音検査

実用日本語表現辞典

打音検査

読み方：だおんけんさ

コンクリートなどの表面をハンマーで叩いた時に反響する音の高さやその際の感覚により、腐食などの異常を検知する点検手法のこと。2012年12月に発生した笹子トンネル天井板落下事故では、10年以上の間、この検査が行われておらず、目視のみの点検で済まされていたことや、打音検査自体が、山梨県の横内正明知事いわく「原始的」な方法であることなどが問題とされた。

関連サイト：
知事が国に苦言…トンネルの打音検査は原始的 - 読売新聞

（2013年5月21日更新）

打音検査

読み方：だおんけんさ

物体をハンマーで打ち、その音から物体に異常がないか検査をすること。

（2012年12月4日更新）

デジタル大辞泉

だおん‐けんさ【打音検査】

読み方：だおんけんさ

建築物や鉄道車両などの検査法の一。表面をハンマーで軽くたたき、出た音の違いによって異常の有無を判断するもの。