大晦日ダイヤ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 16:46 UTC 版)
大晦日の始発電車から18時までは京阪線共通で「土曜・休日ダイヤ」で運転し、同日18時から翌年の元日10時までは「大晦日ダイヤ」として、通常とは異なるダイヤに切り替え、翌年の元日早朝にかけて終夜運転を実施する。 2011年以降(年表記は大晦日基準、この節において以下同じ)は急行を淀屋橋駅 - 出町柳駅間で20分間隔、普通を淀屋橋駅・中之島駅 - 出町柳駅間で20分間隔で運行している。ただし、3時台以降は運転間隔が広がり、それぞれ30分間隔となるほか、入庫のための萱島行き普通列車も運転される。終夜運転時における急行と普通の緩急接続は香里園駅のみで行う。 京阪線の終夜運転の開始は1957年に遡る。過去の運行概要は以下のとおりであった。 1957年の開始時は、天満橋駅 - 三条駅間に普通列車を20 - 30分間隔で運転した。 1960年代から1970年代前半は、全線通しの急行・普通をそれぞれ20 - 30分間隔で運転した。 その後1979年までは、淀屋橋駅 - 三条駅間の急行を枚方市駅 - 中書島駅間の各駅に停車させて運転し、淀屋橋駅 - 枚方市駅間および中書島駅 - 三条駅間に普通を別途運転した。 1980年から1988年までは、淀屋橋駅 - 三条駅間の準急(守口市駅は通過)と淀屋橋駅 - 萱島駅間の普通が運転された。1980年以降、三条発淀屋橋行の準急は、終夜運転時間帯のみ見られるものであった(淀屋橋発三条行準急は最終電車で毎日運転)。 鴨東線開業後の1989年以降は、淀屋橋駅 - 出町柳駅間の急行(守口市駅・枚方公園駅にも停車)と淀屋橋駅 - 三条駅間の普通が運転されるようになった。3時台頃までは急行は10分間隔、普通は20分間隔が基本であった。 2007年は一部変更され、淀屋橋駅 - 出町柳駅間の急行・普通が15 - 20分間隔での運転となり、急行が減便されたものの、普通が出町柳駅まで延長運転された。 中之島線開業後の2008年 - 2010年は、淀屋橋駅 - 出町柳駅間の急行を20分間隔、普通を中之島駅 - 出町柳駅間で20分間隔、1 - 3時台には樟葉駅 - 三条駅間の区間運転の普通を20分間隔で運行した。 淀屋橋発の特急は2002年までは0:40 - 0:50発が最終となる延長運転を行っていたが、枚方市駅・樟葉駅に停車開始後の2003年以降は0:00発、2006年以降は23時台発に短縮されている。 2020年と2021年の大晦日については、終夜運転を行わない。
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